こどもの日本語ライブラリ
指導計画詳細
小学生低学年
30時間
会話編
毎回取り入れる内容 朝の会、帰りの会などを利用し、あいさつ、暦日、天気、数字は毎回の授業で少しずつでも継続して取り入れていきましょう。(あいさつ、カレンダーの歌など)
例:「おはようございます。元気ですか。今日はX月X日X曜日です。(絵カードを示しながら)今日は晴れです」
数字カードを示し、「見てください。一緒に読みましょう」 「1、2、3、4、5、6、7、8、9、10」
トピック等 いいこと・だめなこと
目標 学校内や登下校時のいいこととだめなことが分かる
参考教案 活動内容 講師 学習者
<導入> テキストの絵を拡大コピーしたものを用意。まず、ゴミを投げ捨てている女の子の絵を黒板に貼って、「だめ」と言い、Sにも言わせる。次に、ゴミをゴミ箱に捨てている女の子の絵を貼って、「いい」と言い、Sにも言わせる。それぞれの絵の下に「だめ」「いい」と書き、もう一度Sと一緒に読む

トイレの後、手を洗わずに行こうとする子、手を洗っている子のイラスト見せ、指さしながら「だめ」「いい」と言い、Sにも言わせる
黒板に貼られたイラストを見る
いいことか悪いことか分かり、Tの後について言う
「いい」
「だめ」



「いい」
「だめ」
<活動> Sと一緒にテキストのイラスト(できればコピーし、1枚ずつ切り離しておくとよい)を見ながら、それぞれ「いい?だめ?」と聞き、Sに回答させる。

授業中、トイレへ行きたがっている子のイラストを見せ、子どもがどうしたいのか、Sに考える時間を与える。「先生、トイレ、いいですか」というフレーズに気づかせ、練習させる。その際、イラストのTの表情にも注目させ、授業中にトイレに行くことはあまりいいことではないことにも気づかせる。同様に、「先生、水、いいですか」の表現の練習もさせる

「めいろ」と言いながら、迷路遊びを黒板に貼り、やって見せる。壁にぶつかっているところや、行き止まりにも関わらず壁を乗り越えているところなどを指し、Sに「いい?だめ?」と尋ねる。Sに「どうぞ」と言いながら迷路を配布し、やるように促す。上手にできたら「いいです」とほめる。

「いい」または「だめ」



「先生、トイレ、いいですか」


「先生、水、いいですか」


「いい」または「だめ」

迷路で遊ぶ。
語彙 名詞 水 トイレ 迷路
動詞  
形容詞 いい だめ(な)
その他  
文例 表現① A/Naですか
  いいですか
  だめですか
表現② A/Naです
  いいです
  だめです
表現③ A1/Na1ですか、A2/Na2ですか
    いいですか。だめですか
  いい?だめ?
教材 テキスト 『日本語学級1』 p.2-5
絵カード・教具 教科書のイラストの拡大コピー 迷路
備考 日本語の練習だけでは飽きてしまうので、迷路遊びや塗り絵、絵本なども用意しておくとよい。
インターネットを検索すると、子どものレベルにあった迷路が無料でダウンロードできるサイトが見つかる。
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