こどもの日本語ライブラリ
指導計画詳細
小学生低学年
30時間
会話編
毎回取り入れる内容 「おはようございます。(視診をしながら)元気ですか。今日はX月X日X曜日です。今日の天気は?そうですね。晴れです」
100までの数字カードをランダムに示して、一緒に読んだり、Sだけで読ませたりする。
カレンダーの「月」の欄を示して、「1月」から「12月」まで言わせる。
トピック等 休み時間
目標 友だちを誘ったり、誘われたとき返事をしたりすることができる
参考教案 活動内容 講師 学習者
<導入> 子どもたちの代表的な遊びの絵を用意し、「ドッヂボール」「なわとび」「かけっこ」「一輪車」「砂遊び」「サッカー」と言いながら絵を貼り、Sにもリピートさせる。ほかにどんな遊びを知っているか問いかけ、出た言葉を板書する

子ども(ナオミ)のペープサート★を出し、Sに「休み時間だね。一輪車で遊ばない?私、一輪車大好き」と話しかける。

「ナオミさんは一輪車が大好きです」と言い、一輪車の絵を指さす。「みんなも好きですか」
Tの後について「ドッヂボール」「なわとび」「かけっこ」「一輪車」「砂遊び」「サッカー」と言う



「…」



「うん、好き」「大好き」「できない」
<活動> 「一輪車で遊ばない?」とナオミのペープサートを動かしながらSに問いかける。Sから返事がなかったら、別のペープサートを出し、「うん、いいよ」と答える。さらに、男の子のペープサートにも「○○君、一輪車で遊ばない?」と誘うが、「うーん、ぼくはサッカーがいいな」「じゃ、後でサッカーやろう」「うん、いいよ」というような会話を進める。

ペープサートをもう一度動かしながら、Sと一緒に会話を再現し、TとSで誘ったり誘われたりのロールプレイへつなげていく。時間があれば、室内で簡単にできる遊び(あやとりやこま回しなど)をしてもいい。

再現した会話を板書し、誘い方や誘われたときの返事のし方を確認して終了する。
「…」

「うん、いいよ」と答えればいいことがわかる




先ほどのペープサート劇の会話を思い出しながら、再現する。「○○さん、一輪車で遊ばない?」「うん、いいよ」「○○君、一輪車で遊ばない?」「うーん、ぼくはサッカーがいいな」「じゃ、後でサッカーやろう」「うん、いいよ」など。
語彙 名詞 外 仲間 鬼ごっこ 一輪車 ドッヂボール 砂場 あやとり
動詞 やります いれます します
形容詞  
その他 いいよ
文例 表現① V(よ)う
  行こう
  やろう
表現② N(場所)で V(よ)う
  ケンタくん、外でサッカーやろう
表現③ Vて(依頼表現)
  僕も仲間に入れて
表現④ Vない?
  おにごっこしない?
  一輪車で遊ばない?
教材 テキスト 『にほんごをまなぼう』p.28-p.29
絵カード・教具 「ドッヂボール」「なわとび」「かけっこ」「一輪車」「砂遊び」「サッカー」の絵カード ★絵カード『遊び』 子どものペープサート(紙人形)三人  ★絵カード『休み時間〜遊びに誘う』
備考 ★ JYL動画その他指導法『図工 ペープサート』参照。
『図工 ペープサート』
イラストをダウンロードし、厚めの紙に印刷する。割り箸を布テープで付け、持ち手を付ける。
あやとり用の毛糸やコマなど、室内で簡単に楽しめるものも用意しておくと良い
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