こどもの日本語ライブラリ
指導計画詳細
小学生低学年
30時間
会話編
毎回取り入れる内容 「おはようございます。(視診をしながら)元気ですか。今日はX月X日X曜日です。今日の天気は?そうですね。晴れです」
「先生が言いますから、指で教えてください」「右」「左」「上」「下」「上手にできました」 「今度は、(一歩右へ動きながら)「右」。右へ動きます。「左」「左へ動きます」 「前」「後ろ」も取り入れて、リズミカルに体を動かしながら、位置の言葉を覚えさせる。
トピック等 交通安全
目標 交通のきまりに関心をもち、禁止の言葉、指示の言葉を聞いて行動できる
参考教案 活動内容 講師 学習者
<導入> 道を歩いている子どものイラストを見せながら、「私たちは、道のどちら側を歩きますか」と言い、Sの反応を見る。

「右はどちらですか。右手を上げてください。そうですね、こちらが右ですね」と言い、黒板の右端に「みぎ」、左端に「ひだり」と書き、Sに復唱させる

「車は左側を走ります。「私たちは右側を歩きましょう。左側を歩いてはいけません」「道の右側を歩きます。言ってください」と言い、Sにリピートさせる。
「…?」


「右手を上げる」

「みぎ」「ひだり」

道の右側を歩かなければならないことを知る
<活動> 道路に飛び出そうとする子どものイラストを黒板に貼り、「いいですか」と尋ねる。「だめですね。とても危ないです。道に飛び出してはいけません」と言い、Sにもリピートさせる。

赤信号で横断歩道を渡っている子どものイラストを黒板に貼り、「いいですか」と問いかける。「そうですね、だめです。とても危ないです。赤信号で渡ってはいけません」「この道は信号がありません。どうしますか」「右・左・右を見て道を渡ります」とジェスチャーをしながら説明する

最後にもう一度イラストを示し、「道路に飛び出しません」「道の右側を歩きます」「右・左・右を見て道を渡ります」とSに言わせる
「だめです」
「道に飛び出してはいけません」



「だめです」


「右・左・右を見て渡ります」とリピート

「道路に飛び出しません」「道の右側を歩きます」「右・左・右を見て道を渡ります」
語彙 名詞 右手 左手 右側 道 横断歩道 信号 赤 青 踏み切り おまわりさん
動詞 飛び出します 渡ります 歩きます
形容詞 あぶない
その他 気をつけて
文例 表現① Vてはいけません
  道に飛び出してはいけません
  赤信号で渡ってはいけません
  道の右側を歩いてください。左側を歩いてはいけません
表現② N(移動経路)を Vます(移動動詞)
  道の右側を歩きます
  横断歩道を渡ります
教材 テキスト 『にほんごをまなぼう』p.22-p.23
絵カード・教具 イラスト   ★絵カード『交通安全』
備考 可能であれば、警察官に来てもらい、話をしてもらうとよい
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