こどもの日本語ライブラリ
指導計画詳細
小学生低学年
30時間
会話編
毎回取り入れる内容 「おはようございます。(視診をしながら)元気ですか。今日はX月X日X曜日です。今日の天気は?そうですね。晴れです」
「先生が言いますから、指で教えてください」「右」「左」「上」「下」「上手にできました」 「今度は、(一歩右へ動きながら)「右」。右へ動きます。「左」「左へ動きます」 「前」「後ろ」も取り入れて、リズミカルに体を動かしながら、位置の言葉を覚えさせる。
トピック等 (図工)車を作ろう
目標 ものを作るときに使う言葉を知る
参考教案 活動内容 講師 学習者
<導入> 「これは車です。私が作りました」と言い、ダンボール紙や空き箱で作った車を見せる。

「この車はとてもよく走ります」と言い、実際に床を走らせる

「ダンボール、空き箱、タイヤ、竹ひご…。ここにいろいろな材料を持ってきました」と言って材料を見せ、それぞれの材料の名前を板書する

「今からみんなで車を作りましょう」と言い、自分も作ってみたいという気持ちを引き出す
興味をもってTが作った車を見る


車が勢いよく床を走るのを見て驚き、歓声をあげる


車作りに使う材料を知る
Tと一緒に材料の名前を読む


自分も作ってみたいという気持ちを持つ
<活動> 「まず、こことここに竹ひごを通します。次にタイヤをつけます。タイヤと竹ひごのところに接着剤をつけます。タイヤを付けました。車が走りますか。走りましたね。最後に、車の形を考えて、空き箱をつけます」と、一通り車を作って見せる。手順を書いた紙を黒板に貼り、Sと一緒に手順を読む

まずSにダンボール紙と竹ひご2本、タイヤ4本を配り、組み立てさせる。タイヤがついたら、走るかどうか試させる。うまくできないSには助言助力をする。よく走ったら、走る喜びをSと共有する

好きな空き箱を選び、車の形を工夫して作るよう、言葉をかける。完成したら、みんなで車を走らせて遊ぶ
Tが車を作るのを見て、作り方の手順を知る





車体に竹ひごを通し、タイヤをつける
タイヤと竹ひごのところに接着剤をつける
走るかどうか確かめる


車の形を工夫して作る
走らせて遊ぶ
片づけをする
語彙 名詞 くるま タイヤ  
動詞 つけます 走ります 
形容詞  
その他 よく
文例 表現① V(よ)う
  みんなで作ろう
表現② Vたいです
  車を作りたいです
教材 テキスト  
絵カード・教具 10㎝×20㎝程度のダンボール紙(車体用) 竹ひご(一人2本) タイヤ用の丸く切った紙(はさみを使う時間があれば、Sに切り取らせてもよい) 小さめの空き箱 セロテープ 接着剤
備考 「車を作りたい!」「セロテープで箱を止める」「セロテープ貸して」「うん、いいよ/ちょっと待ってて」「○○君の車、よく走るね」など、車を作って遊ぶ中で、自然な発話を促したい。
車の作り方は、動画で紹介しているので参照していただきたい。
★JYL動画その他指導法「図工 くるま」を参照
『図工 くるま』
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