毎回取り入れる内容 |
はじめ |
「おはようございます」 「にほんごのべんきょうをはじめます」 「あいうえおの歌を歌いましょう」1回目は一文字一文字指しながらゆっくり歌う。2回目はスピードを速めて歌って楽しむ。 |
おわり |
今日の活動を振り返る。教師の真似をして少しずつ友だちや活動にコメントを言う練習をする。今日の日付をカレンダーで確認し、あいさつをする。終わる前に、カレンダーの今日の日付に印をつけるか、出席カードにスタンプ・シール・サインをつける。曜日ごとに色を統一。月曜は黄色、火曜は赤など)。感情のPCを見せながら「どんな気持ち?」と問いかけ、Sの選んだPC(例えば「楽しい」)に対してコメント(例:「ああ、よかった」)をする。「これで終わりです。挨拶しましょう。さようなら」 |
トピック等 |
からだ |
目標 |
からだの各部位の名前が言える / 不調が伝えられる / 簡単なひらがなの書き方を知る「く、し、て、り、い」 |
学習内容 |
からだの各部位の名前 体の不調の伝え方る 単語と文字の一致 簡単なひらがなの書き |
参考教案 |
活動内容 |
講師 |
学習者 |
<活動1> |
【トピック:からだ】 頭を触りながら、「頭。言ってください。頭」「顔。言ってください。顔」「手」(手と腕を触る)、足(手同様全体を触る)。
繰り返し触りながら言わせ、定着してきたら、次の単語「おなか」「せなか」「おしり」を繰り返し言わせる。
「め」「みみ」「はな」「くち」この4語だけで繰り返した後、「触ってください。目」と言い、触るようにジェスチャーで促す。Sが触った直後にTも自分の目を触る。時差を少し設けるが、不安そうなら、Sに動きでヒントを与えながら、やや先に触る。慣れてきたら後に触る。できるようになったら、違うところを触る。
からだの部位をゲームで楽しく覚えさせる。上手な子には、ゲームで役割を交代してもいい。そうすると、発話ができて、より定着する。ロンドン橋のメロディーで「あたま、かた、ひざ、ポン」と歌っても楽しい。 |
Tが触っている場所の名称を言う。「:頭」「顔」
「おなか、せなか、おしり」
「め、みみ、はな、くち」 目を触る。
Tと違う場所を触る。 |
<活動2> |
【言う練習】 絵カード「痛い」を見せながら、「お腹が痛いです」 大きなガーゼや絆創膏を貼って、「足が痛いです」 Sの手にガーゼを貼り、「手が痛いです」と言うように仕向ける 「~が痛いです」と言えるよう、いろいろな部位で練習する。
ポリポリと掻き、「かゆいです」と言い、絵カードを示して、Sにも言わせる。さらに、絵カード「苦しい」「気持ちが悪い」「元気です」を示して言わせる
体調については、以後毎回聞くようにし、ここでは、からだの部位と痛い、かゆいが定着すればよしとする。 |
Tの後について「お腹が痛いです」と言う。 「足が痛いです」 :手が痛いです」 「痛いです!」
「かゆいです」 「くるしい」「きもちがわるい」「げんきです」を言う。
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<活動3> |
【読む練習】 「見てください」と言い、文字カード「あし」を示す。「これは、なんですか」と言い、文字を50音表から探させる。歌を歌って補助をしてもいい。探せたら、PCを示す。さらに、「くち」「はな」「かお」の文字カードを示し、50音表を見て探させる。 |
文字を読もうとする。50音表から文字を探す方法を学ぶ。 |
<活動4> |
【書く練習】 「く」「し」「て」「り」「い」の文字カードを示し、Sに読ませる。 「く」と言いながら、「く」の字を板書し、Sには指で机の上に書いてみるよう、ジェスチャーで促す。「し」「て」「り」「い」も同様に導入するが、止めるところ、のばすところ、はねるところに注意して書くようにさせる。「い」を書くときには、「り」との違いに気づかせ 、形の特徴をつかませる。ワークシートを配布し、なぞり書きをした後、2~3回書かせる。
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Tの示す文字カードを読む。 指で机の上に「く」を書く。続いて、「し」「て」「り」も練習する。
ワークシートに書く。 |
<活動5> |
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語彙 |
名詞 |
あたま かお め みみ はな くち て あし おなか せなか おしり |
動詞 |
さわって ください |
形容詞 |
いたい くるしい きもちがわるい かゆい げんきです ゆっくり はやく |
その他 |
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文例 |
活動1 |
「これは頭です。言ってください」 「触ってください。目」 「先生は、~さんと違います。よく聞いてください」 |
活動2 |
「お腹が痛いです」 「足が痛いです」 「手が痛いです」 「うぅ、お腹が~」 「かゆいです」 |
活動3 |
「見てください。これは何ですか」 |
活動4 |
「読んでください」「く」 「(ジェスチャーをしながら)指で机の上に書いてください」 「この紙に書いてください。3回、なぞります(ジェスチャーをする)。それから書いてください」「とても上手にできました」 |
活動5 |
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教材 |
テキスト |
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絵カード・教具 |
ひらがな50音表 ★絵カード『病気~症状』 ★絵カード『体の部位』 ★文字カード『体の部位』 ★ひらがな練習プリント |
備考 |
鉛筆を持った経験のない子どもには、運筆練習を十分にさせるようにする。 ♪「あたま、かた、ひざ、ポン ひざ、ポン ひざ、ポン あたま、かた、ひざ、ポン め、みみ、はな、くち」と動作をしながら歌う。 |