毎回取り入れる内容 |
朝の会、帰りの会などを利用し、あいさつ、暦日、天気、数字は毎回の授業で少しずつでも継続して取り入れていきましょう。(季節の歌) 例:「おはようございます。今日はX月X日X曜日です。今日は晴れです。」 今日の数字(カードや板書を利用して、全員で音読するなど) |
トピック等 |
落し物 |
目標 |
聞かれたとき自分の持ち物であるかどうか答える/落し物をしたことを教師に伝えることができる |
参考教案 |
活動内容 |
講師 |
学習者 |
<導入> |
(Sから見えるように)ふでばこを開け、消しゴム(その場面で何らかの必然性があるもの)を探すが、ない。 消しゴムはあらかじめ、Sの机の近くの床に置いておく。 「私の消しゴムがありません」と言いながら、室内を探す。Sも一緒に探すようしむける 消しゴムを見つけてくれたSにお礼を言い、「これは私の消しゴムです」と言う 「落し物ゲーム」 Sから消しゴムを集め、床の上や机の上など、あちこちに置く。「あれ、こんな所に消しゴムがある。誰の消しゴムですか。名前がありません」 Sの方を見て「これは誰の消しゴムですか」と言う 「私/ぼくのです」とうまく言えないときは助言する。 「これはS2さんの消しゴムです。S2さん、消しゴムがありますか」「S2さん、落し物ですよ」とS2に消しゴムを渡す。
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Tの消しゴムをTと一緒に探す 消しゴムを見つけたS「先生、これ…」
「落し物ゲーム」をする |
<活動> |
「わすれもの」と言いながら板書。Sに読ませる。
忘れ物をしたときの対処の方法を一緒に考える。 「「先生、本ない」と言います。いいですか。だめですか。「先生、本がありません」いいですか」「本、うち、忘れた」いいですか。だめですか」「そうですね、本をうちに忘れました、と言いましょう」などと助言しながら、談話を完成させていく。談話を黒板に書いていきながら、Sにもリピートさせ、言い方を練習させる T「~をかしてください」(借りる)「ありがとう」(返す) で、借りられることに気がつかせ、ロールプレイをする。
T対Sで一緒に談話練習をする |
板書を読む。
「だめ」 「本をうちに忘れました」
友達同士の会話に発展させる S1「かして」 S2「いいよ。どうぞ」「ちょっと待ってて」 |
語彙 |
名詞 |
誰 落し物 |
動詞 |
落とします なくします 持ってきます 忘れます 貸します 困ります 借ります |
形容詞 |
いい(よ) |
その他 |
ください どうぞ うん |
文例 |
構造① |
Nは Nの Nです |
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これは私の消しゴムです |
構造② |
Nは だれの Nですか |
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これは誰の消しゴムですか |
構造③ |
Nの Nです |
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私の消しゴムです |
構造④ |
Nが ありません |
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赤鉛筆がありません |
構造⑤ |
Vてください、Vて |
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教科書を貸してください ○○さん、消しゴム貸して |
構造⑥ |
Nを Vました |
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教科書を忘れました |
教材 |
テキスト |
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絵カード・教具 |
★絵カード『忘れ物』 遊具のイラスト先生と困っている子どものイラスト 教科書 |
備考 |
「Sが黙って他のSの物を使ったとき」など機会をとらえて復習をしていく |