こどもの日本語ライブラリ
指導計画詳細
小学生中学年
30時間
会話編
毎回取り入れる内容 朝の会、帰りの会などを利用し、あいさつ、暦日、天気、数字は毎回の授業で少しずつでも継続して取り入れていきましょう。(友だち、遊び歌) 例:「おはようございます。今日はX月X日X曜日です。今日は晴れです。」
今日の数字(カードや板書を利用して、全員で音読するなど)
トピック等 私の友だち/ぼくの友だち、休み時間、じゃんけん
目標 友だちの特徴を話すことができる、友だちを誘ったり、誘われたとき返事をしたりする、じゃんけんの勝ち負けの言い方
参考教案 活動内容 講師 学習者
<導入> 丸い顔、四角い顔、三角の顔、長い顔など、いろいろな形の顔、表情豊かな顔の絵を黒板に貼り、番号をつける
ジェスチャーをしながら、「私の友だちは顔が丸いです。目が大きいです。髪が短いです。私の友だちはどれでしょう」と言い、Sに当てさせる。
「みなさんの友だちの名前は何ですか。どんな友だちですか。」
顔を書くのを宿題にしても良い
Tの話を聞き、Tの友だちを当てる

「顔が丸いです」「目が大きいです」「髪が短いです」
「ジョンくん」「マリアちゃん」…
「髪が長いよ」
<活動> グー、チョキ、パーの絵を黒板に貼り、「これは何ですか。知っていますか」と問いかけ、Sの反応を見る
「そうですね。じゃんけんです」「これは?」「はい、グーです」言いながら、「グー」と板書する。チョキ、パーも同様にする。
「じゃあ、私とじゃんけんしましょう。どちらが勝つかな?」と言葉をかけ、Sとじゃんけんをする。「S1さんとS2さんは先生に勝ちました。先生はS1さんとS2さんに負けました」「もう一度じゃんけんしましょう」「先生は、S3さんに勝ちました。パーで勝ちました」
時間があれば「すごろく」遊びをしてみる→数字の導入

じゃんけん以外でできる遊び「おはじきしよう」。できない遊び「サッカーしよう」「だめだよ」「いやだよ」も導入するのを忘れずに(言葉でちゃんと断れるようにしましょう)
じゃんけんに慣れる。(地方によってじゃんけんの言い方があるのでそれにしたがって)







「じゃんけんしよう」「うん、いいよ」「勝った!」「負けた!」

「サッカーしよう」「だめだよ」
「おはじきしよう」「うん、しよう」
語彙 名詞 服 外 仲間 鬼ごっこ 一輪車 ドッヂボール 砂場 あやとり すごろく 一つ 二つ 三つ 四つ 五つ スタート ゴール じゃんけん グー チョキ パー 番 次
動詞 着ます やります いれます します 勝ちます 負けます 進みます 戻ります 遊びます
形容詞 丸い 白い 黒い 赤い 青い 黄色い 長い
その他 初めに
文例 構造① Nは Nが Aです
  友だちは髪が長いです
  友だちは目が大きいです
構造② A1ですか、A2ですか
  友だちは髪が長いですか、短いですか
構造③ A+N
  赤い服、丸い顔
構造④ Vています
  着ています
構造① V(よ)う、N(場所)で V(よ)う
  行こう、外でサッカーやろう
構造③ Vて(依頼表現)、Vない?
教材 テキスト 『にほんごをまなぼう』 p.28-p.29、P42
絵カード・教具 画用紙 クレバス ★グー、チョキ、パーの絵『じゃんけん』、すごろく、おはじきなど  ★絵カード『私の友だち/ぼくの友だち』  ★絵カード『休み時間〜遊びに誘う』
備考 遊びの中で表現が自然にできるように導く。また、「勝った!」「負けた!」など、敬体(です・ます体)だけでなく、常体(だ体)も自然に入れていくとよい
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