毎回取り入れる内容 |
朝の会、帰りの会などを利用し、あいさつ、暦日、天気、数字は毎回の授業で少しずつでも継続して取り入れていきましょう。(歌) 例:「おはようございます。今日はX月X日X曜日です。今日は晴れです。」 今日の数字(カードや板書を利用して、全員で音読するなど) |
トピック等 |
(算数)足し算、引き算、お買いものごっこ |
目標 |
数の概念、大きな数を知る |
参考教案 |
活動内容 |
講師 |
学習者 |
<導入> |
低学年の計算ができているかを確認する。できていなければ、「低学年」指導内容を参考に、5,10の数の概念から導入する。 足し算・引き算の数式を板書し、読みを確認する。拗音、調音に注意する。
理解確認のためプリントを配布し、答えを書かせる。
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「ろくじゅうきゅうたすさんは」復唱 S「72!」(母語で言ったらTが日本語で復唱) |
<活動> |
大きな数の足し算・引き算の為に、お店屋さんごっこをしたり、おこづかいの計算をする。2つのものを買っていくらになるか、おつりはいくらかなど、楽しみながら「足し算」「引き算」の感覚を覚える。手持ちの教具やモノにSとTで値札をつけるところから始めて、おもちゃのお札、お金で支払う。 また、店でのマナーなど生活場面での日本の風習にも留意したい。(支払い前にパッケージを開けない、人の邪魔にならない、大声で迷惑をかけないなど。「少しうるさいです」「すみません」) プリントで筆算、位どりなども確認し指導する。 |
T:すみません。これとこれください。いくらですか? S:~円です。
T:1000円おあずかりします。おつりはXXX円です。 S:(復唱)
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語彙 |
名詞 |
足し算 引き算 |
動詞 |
合わせます なります たします ひきます おつり ください |
形容詞 |
高い 安い |
その他 |
いらっしゃいませ ありがとうございました |
文例 |
構造① |
NとNで5、NとNで10 |
例文 |
1と4で5 100と200で300 2000と3000で5000 |
構造② |
5はNとN、10はNとN |
例文 |
5は1と4 5は2と3 10は3と7 |
構造③ |
NとN。合わせると …になります・~円になります |
例文 |
2つと3つ。合わせると5つになります |
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2000円と5000円。合わせると5000円になります。 |
教材 |
テキスト |
★『在日ブラジル人児童のための教材』(東京外国語大学)http://www.tufs.ac.jp/common/mlmc/kyouzai/brazil/ ★『在日フィリピン人児童のための教材』(東京外国語大学) http://www.tufs.ac.jp/common/mlmc/kyouzai/philippines/ ★『在日南米スペイン語圏児童のための教材』(東京外国語大学) http://www.tufs.ac.jp/common/mlmc/kyouzai/southamerica/ |
絵カード・教具 |
各色のマグネット 色紙、松ぼっくり、鉛筆などの具体物、おもちゃのお金(お札)100均などであるいは手作り プリント 算数テスト無料サイト http://www.keisan-mondai.com (計算問題.com) |
備考 |
「2つ」「2枚」など助数詞が難しいようであれば、「2」「3」という言い方に統一する お店屋さんごっこはクラスの人数により、お店の種類も規模、活動にかける時間も異なる。 お店で売るものは、これまでの活動で作ったもの(紙鉄砲やコマ、車、さかな、蝶)などが使えるが、準備と実際のお店屋さんごっこで何時間かを使いたい。足し算ができない生徒でもお店屋さんになるとできることもある。そこから計算にむすびつけてあげたい。 |