こどもの日本語ライブラリ
指導計画詳細
小学生中学年
30時間
会話編
毎回取り入れる内容 朝の会、帰りの会などを利用し、あいさつ、暦日、天気、数字は毎回の授業で少しずつでも継続して取り入れていきましょう。(歌)
例:「おはようございます。今日はX月X日X曜日です。今日は晴れです。」
今日の数字(カードや板書を利用して、全員で音読するなど)
トピック等 (算数)何時に着く?
目標 簡単な時刻の計算ができる
参考教案 活動内容 講師 学習者
<導入> 時計が読めるかどうか、時刻の概念について確認しましょう。アナログの時計を読ませてみる(だめならデジタル時計も使う)。朝何時に起きるか聞いてみる。など。
学校(日本語教室)の時間割を見ながら、時間と時刻について復習しましょう。(過去形と現在形が混同しないよう、どちらかに統一しましょう)

板書やイラストで、家→学校(教室)を理解してもらいます。
T(家を指しながら)「わたしは、7時に家を出ます」
T(学校を指しながら)「8時に着きます」
T(アナログの時計を動かしながら)「1時間かかります」
もう一度、指差しながら言い、復唱してもらう。

「○時○分です」
「朝、7時に起きます」
「今日は、7時15分に起きました」(時制に注意)






(時刻と時間の関係がわかっているか。)
<活動> T: 家を8時に出ます。 学校に何時に着くでしょうか??
T: 遅いですね。遅刻です。
T: 家を7時10分に出ます。学校に何時につくでしょうか。
学校→家、場所→場所の具体例で練習。

その後、時間割表で 時刻→時刻で何分間かを考える。
休み時間が、何時何分から何時何分までで、何分かを考えたり、何分休みたいから何時何分までがいいのかを考えると活気づく。

自分の一日を考える。

S: 9時です。遅いです!





S:休み時間は、11時から11時10分です。10分間です。
(S2:休み時間は、11時から11:20分がいいです!20分間がいいです!など)

5時から5時30分まで勉強をします。
語彙 名詞 時 分 時間 時刻
動詞 かかります
形容詞 遅い 早い 
その他  
文例 表現① N時から N時まで Vます
  5時から6時30分まで勉強します
  7時50分から8時5分まで歩きました
表現② ~と、Vます
  7時20分に家を出ると、7時40分に学校に着きます
教材 テキスト 『在日ブラジル人児童のための教材』(東京外国語大学)http://www.tufs.ac.jp/common/mlmc/kyouzai/brazil/
『在日フィリピン人児童のための教材』(東京外国語大学) http://www.tufs.ac.jp/common/mlmc/kyouzai/philippines/
『在日南米スペイン語圏児童のための教材』(東京外国語大学) http://www.tufs.ac.jp/common/mlmc/kyouzai/southamerica/
絵カード・教具 時計の読み方プリント: http://dorilu.net/ (無料のドリル)
備考  
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