毎回取り入れる内容 |
はじめ |
「おはようございます(こんにちは)」と一人ひとりに笑顔で挨拶をし、PCで意味を確認した後、ジェスチャーでSにも挨拶を促す。「おはようございます」「こんにちは」「ありがとうございます」の挨拶のPCを見せながら発音して聞かせ、Sにもリピートさせる。出席をとって「はい」と返事をさせることを入れてもいい。 |
おわり |
終わる前に、カレンダーの今日の日付に印をつけるか、出席カードにスタンプ・シール・サインをつける(曜日ごとに色を統一。月曜は黄色、火曜は赤など)。 |
トピック等 |
あいさつと感情 |
目標 |
50音表の音の体系を知る あいさつができる 感情表現が分かる 学校の施設の名称が分かる |
学習内容 |
50音表の表を見ながら歌う あいさつ 運筆(いろいろな線を引く) |
参考教案 |
活動内容 |
講師 |
学習者 |
<活動1> |
「見てください。線を引きます」と言い、実際に線を引く。「線を引きました」と言い、ここまでの動作と言葉を2、3回繰り返す。 「~さん、線を引いてください」と言い、黒板の前に呼んで書かせる。「ありがとう。座ってください」と言い、ジェスチャーで座らせる。2、3人にさせる。 「見てください。消します」と言い、実際に消す。「消しました」これも2、3回行う。 「~さん、これを消してください」と言い、前に呼んで消させる。「ありがとう。座ってください」 「見てください」と言い、予めなぞりがき用に書いておいた紙を示す。「線をなぞります」と言いながらなぞる。「なぞりました」 運筆練習プリントを「どうぞ」と言いながら渡す。「~さん、この線をなぞってください」と言葉をかけ、いろいろな線をなぞり運筆練習をさせる。 |
Tが線を引くのを見て、「線を引きます」という言葉はどういう動作を意味するのかを理解する。
呼ばれたら前に出て、線を引く。
「消します」という言葉がどういう動作を意味するのかを理解する。 呼ばれたら前に出て、黒板を消す。 Tの動作を見て「線をなぞります」の言葉の意味を理解する。
いろいろな線をなぞり、運筆練習をする。
|
<活動2> |
「できましたか」と声をかけ、ジェスチャーで提出を促し、受け取りながら「上手にできましたね」と言う。 「見てください」と言い、感情のPCを示しながら、「嬉しい」「悲しい」「楽しい」と発音して聞かせ、Sにもリピートさせる。 感情の言葉は、感情を込めてイントネーションを変えながら言ったり、早く言うなど変化を付けて言ったりする。だんだん楽しくなってきたとろこで、「~さん、楽しい?」と尋ねる。 *感情表現は、この回だけで入れようとせず、適宜、場面に合わせて入れていくようにする。 |
ワークシートを提出する。
Tの後についてリピートする。 「嬉しい」「悲しい」「楽しい」
Tの質問に答える。 「楽しい」 |
<活動3> |
50音表を示し、指差しながら、「あ。言ってください。あ」と言う。「お」まで繰り返す。 「あいうえお。言ってください」と言い、リピートさせる。同様に「か行」も行う。 「楽しい?難しい?」「そう、難しいですか。じゃあ、歌いましょう」と言い、桃太郎のメロディーで「♪あ~いうえお、かきくけこ」と歌い、Sにも一緒に歌わせる。 「楽しい?難しい?」と問いかけ、Sの反応に合わせて、「そうですか。楽しいね」などと言う。 *楽しんで活動すること。オルガンやピアノなどで伴奏があるといい。なければ、CDをかけてもいい。 |
「あ」から「お」を発音する。
「あいうえお」「かきくけこ」と発音する。
楽しいか難しいか答える。桃太郎のメロディでTと一緒に歌う。
|
<活動4> |
|
<活動5> |
|
語彙 |
名詞 |
線 |
動詞 |
引いてください 消してください なぞってください 書いてください |
形容詞 |
嬉しい 悲しい 楽しい 苦しい 恥ずかしい 嫌な 悔しい 難しい |
その他 |
こんにちは おはようございます ありがとうございます |
文例 |
活動1 |
見てください 線を引きます 線を引きました ~さん、線を引いてください ありがとう、座ってください 線をなぞります |
活動2 |
できましたか 上手にできましたね ~さん、楽しい? |
活動3 |
言ってください 「楽しいですか?難しいですか?」 「そうですか。楽しいね」 |
活動4 |
|
活動5 |
|
教材 |
テキスト |
|
絵カード・教具 |
ひらがな50音表 運筆練習プリント |
備考 |
50音表は文字だけのシンプルなものを用意・行ごとに色が違うといい(日本の子ども向けの絵入りのものは使わない)。筆圧があるかを確認する。 |
★JYL動画文字・ひらがな「あいうえおの歌」を参照 『あいうえおの歌』 |