こどもの日本語ライブラリ
指導計画詳細
中学生
30時間
会話編
毎回取り入れる内容 朝の会、帰りの会などを利用し、あいさつ、暦日、天気、数字は毎回の授業で少しずつでも継続して取り入れていきましょう。
例:「おはようございます。今日はX月X日X曜日です。今日は晴れです。」
今日の数字(カードや板書を利用して、全員で音読するなど)
トピック等 昨日したこと
目標 過去の出来事が説明できる / 自分の気持ちを話すことができる
参考教案 活動内容 講師 学習者
<導入> 「だれが」「いつ」「どこで」「なにを」「どうした」のゲームの準備をSと一緒にする(「だれが」「いつ」などのカードをみんなで作る)

ゲームの説明をする

5種類のカードを机の上に裏返して置き、Sにそれぞれ1枚ずつ取らせる。取ったカードを一人ひとりに発表させる。

ワークシートに、できた文を書き込ませる
「先生が」「S1さんが」「校長先生が」「おかあさんが」
「きのう」「おととい」「先週」、「運動場で」「トイレで」、「アイスクリームを」「テレビを」「漢字を」、「勉強しました」「食べました」「飲みました」など思い思いに書く。


Tの説明を聞いて、カードを引き、文を作る。
作った文を発表する。


ワークシートに書き込む
<活動> 「私はきのう休みでした。洗濯をしました。それから、掃除もしました。スーパーへ買い物に行きました。とても忙しかったです」と言いながら、黒板にイラストを貼っていく。イラストをみながら、Sに文を再現させる。

皆さんは、きのう、何をしましたか」とSに問いかける。
「何時に行きましたか」「誰と行きましたか」「試合に勝ちましたか、負けましたか」など、さらに言葉を引き出すように、具体的な質問をする。

悔しい、寂しい、嬉しいなど、感情を表す言葉のイラストを黒板に貼っておき、Sが言葉に詰まったときなど、必要に応じて使って表現できるように助言助力する

日曜日、小さかったころのことなど、過去の経験について話す。2~3文にまとめて書く。
Tの話を聞く

イラストを見ながら、「先生はきのう休みでした。洗濯をして、掃除をして、スーパーへ買い物に行きました」と言う。

「教会に行きました」「空手を習いに行きました」「サッカーの試合、0と1だった」
Tとさらに会話を続ける。


自分の感情を表す絵カードを指し、Tに助力を求める
Tに助言助力を受け、「きのう、サッカーの試合をしました。負けました。とても悔しかったです」と言う。
語彙 名詞 きのう おととい 教会 アパート スーパー コンビニ レストラン 駅 洗濯 掃除 試合 バス 電車 
動詞 会います 遊びます 勝ちます 負けます 疲れます 喜びます 泣きます 笑います 乗ります 
形容詞 悔しい 寂しい 嬉しい つまらない おもしろい 恥ずかしい 怖い 忙しい ひま 大変 残念 いや 暑い 寒い 
暖かい 涼しい 高い 安い
その他 とても
文例 表現① Vました
  きのう、スーパーへ行きました
  スーパーで友だちに会いました
  ぼくたちは試合に負けました。とても悔しかったです
  きのう、暖かかったですから、友だちと釣りをしました
表現② ~から(理由)、…
  きのう、暖かかったですから、友だちと釣りをしました
  魚がたくさん釣れたから、嬉しかったです
表現②  小さいとき …
    小さいとき、友だちと公園でサッカーをしました。今も時々公園でサッカーをします
教材 テキスト 『みんなの日本語初級Ⅱ』 29課 
絵カード・教具 『みんなの日本語初級Ⅰ 携帯用絵教材』 ★『みんなの日本語初級Ⅱ 携帯用絵教材』 
『こどものにほんご1 絵カード』 ★『こどものにほんご2 絵カード』
備考 自分の感情をうまく相手に伝えられるようになることは、精神的な安定につながる
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