こどもの日本語ライブラリ
指導計画詳細
中学生
30時間
会話編
毎回取り入れる内容 朝の会、帰りの会などを利用し、あいさつ、暦日、天気、数字は毎回の授業で少しずつでも継続して取り入れていきましょう。
例:「おはようございます。今日はX月X日X曜日です。今日は晴れです。」
今日の数字(カードや板書を利用して、全員で音読するなど)
トピック等 私の友達
目標 友達の特徴を分かりやすく言える、友達を誘える、友達と約束をする
参考教案 活動内容 講師 学習者
<導入> 「私の友だちの名前はルカスです。ルカスは顔が丸いです」と言いながら、丸い顔の輪郭をかく。「丸いです。Sさんもかいてください」とSに白い紙を渡す。
ジェスチャーを交えながら、友達の特徴を言い、Sに眉、目、鼻、口、髪などをかかせる。
写真を見せ、似ているかどうか評価する。

「私の友だちは顔が丸いです。目が大きいです。鼻が高いです。口が大きいです。めがねをかけています」等、友人の特徴を板書し、Sと一緒に読む
集合写真を見せ、「この中に私の友だちのナオミさんがいます。ナオミさんは髪が長いです。背が高いです。白い服を着ています」等、説明し、当該の人物を当てさせる。
Sの友達について、特徴を聞く。
  
Tを真似て、丸い顔の輪郭をかく

Tの言葉を聞き、輪郭に眉、目、鼻、口、髪を書き加える
写真を見て、自分の書いたものと見比べる



写真を見て、Tの説明する人物を当てる



自分の友達について話す。わからない言葉があったら、Tにわからないことを伝える。
<活動> 友達と一緒にすることを考える(動詞カードなど)

ベープサートなどを使って、友達を誘う。
「帰る→帰ろう」「やる→やろう」「走る→?」、「読む→読もう」「飲む→?」、「行く→行こう」「書く→?」「歩く→歩こう」、「食べる→食べよう」等と板書。「?」のところをSに考えさせ、ルールをできるだけ自分で見つけ出させる

いつ、どこで何をするのかを板書し、「明日、公園でサッカーをしよう」などと発展させる。

誘いを断りたいときにはどうするか、Sと一緒に考えるが、Sからいい案が出なければ、板書して知らせる
ワークシートを配布する。間違いがあったら訂正する。
「サッカーをする」「おしゃべりする」

Tと一緒に動詞の「V(よ)う」の形について考える





「日曜日、家でテレビを見よう」


「きょうは、ちょっと…」「ごめん、また誘って」など、断るときの言い方に気づく
語彙 名詞 髪 めがね 服 スカート ズボン 一緒  博物館、○○遺跡等、地域にある施設  約束 お弁当
動詞 かけます 住みます 誘います 約束します
形容詞 長い 短い 黒い 茶色い 赤い 白い 青い 四角い 丸い 
その他 うん、いいよ  ごめん、また誘って  ちょっと 
文例 構造① Ⅰ NはNがAです
  友だちは背が高いです
構造② Ⅱ Vています(結果の継続)
  友だちは白いシャツを着ています
表現① Ⅰ V(よ)う  Vない(上昇イントネーション)
  「あした、映画に行かない?」「 うん、行こう」
表現② Ⅲ Vて(依頼の言い方)
  「一緒に帰ろう」「うん、いいよ。ちょっと待って」
  「一緒に宿題をやらない?」「うん、いいよ。3時ごろ私の家へ来て」
教材 テキスト  
絵カード・教具 集合写真 ★絵カード『私の友だち/ぼくの友だち』 色カード
備考 厳密に言えば「友だちは数学が得意です」と「友だちは髪が長いです」の文型は異なるが、トピックである「友だち」の説明ができればよしとする。友達同士の特徴を書いたカードを交換し合うことで絆が深まる。
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