こどもの日本語ライブラリ
指導計画詳細
中学生
30時間
会話編
毎回取り入れる内容 朝の会、帰りの会などを利用し、あいさつ、暦日、天気、数字は毎回の授業で少しずつでも継続して取り入れていきましょう。
例:「おはようございます。今日はX月X日X曜日です。今日は晴れです。」
今日の数字(カードや板書を利用して、全員で音読するなど)
トピック等 じゃんけん
目標 勝ち負けやすごろくのルールがわかり、すごろくで楽しく遊ぶ
参考教案 活動内容 講師 学習者
<導入> グー、チョキ、パーの絵を黒板に貼り、「これは何ですか。知っていますか」と問いかけ、Sの反応を見る

「そうですね。じゃんけんです」「これは?」「はい、グーです」言いながら、「グー」と板書する。チョキ、パーも同様にする。

「じゃあ、私とじゃんけんしましょう。どちらが勝つかな?」と言葉をかけ、Sとじゃんけんをする。「S1さんとS2さんは先生に勝ちました。先生はS1さんとS2さんに負けました」「もう一度じゃんけんしましょう」「先生は、S3さんに勝ちました。パーで勝ちました」
「知ってる。じゃんけん」「じゃんけん」
「グー、…??」

Tの後について、「グー」「チョキ」「パー」と言う



Tとじゃんけんをする

「勝ちました」

「パーで勝ちました」とリピート
<活動> パーの絵の下に「5つ」と書く。「チョキはいくつかな?」「そうですね。2つですね」「じゃ、グーは?」「グーで勝つと3つにしましょう」

「今から、すごろくをします」と言いながら、黒板にすごろくを貼る。「先生にグーで勝ちます。3つ進みます。先生にパーで勝つと…」「そうですね。5つ進みます」と言い、絵の下に「進みます」と書き足す。

「ここに、皆さんのコマがあります」と言いながら、「ふりだし(スタート)の近くに名前を書いた磁石を貼り、「さあ、すごろくを始めましょう」と弾んだ声で言う。
全員があがるまで、すごろくをする
「2」



「すごろく」
「グーで勝つと、3つ進みます」
「パーで勝つと、5つ進みます」
「チョキで勝つと、2つ進みます」

自分のコマがあることを喜ぶ

すごろくをする
語彙 名詞 すごろく 一つ 二つ 三つ 四つ 五つ スタート ゴール じゃんけん グー チョキ パー 番 次
動詞 勝ちます 負けます 進みます 戻ります 遊びます
形容詞  
その他  
文例 表現① Nは Nに 勝ちます/負けます
  私は先生に勝ちました
  私は○○さんに負けました
表現② ~と、…
  バーで勝つと、五つ進みます
  チョキで勝つと、二つ進みます
表現③ 数詞+動詞
  五つ進みます
表現④ ~で(手段) V
  パーで勝ちました
  グーで勝ちました
教材 テキスト 『にほんごをまなぼう』p.42
絵カード・教具 ★グー、チョキ、パーの絵『じゃんけん』 すごろく それぞれのSのコマ(磁石の上にSの名前を書いたもの)
備考 遊びの中で、「ひとつ」「ふたつ」「みっつ」「よっつ」「いつつ」という言い方が自然にできるように導く。また、「勝った!」「負けた!」など、敬体(です・ます体)だけでなく、常体(だ体)も自然に入れていくとよい
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