こどもの日本語ライブラリ
指導計画詳細
小学生低学年
120時間
会話編
毎回取り入れる内容 おはようございます。今日はX月X日X曜日です。今日は晴れです。」
「10, 20, 30, 40, …, 100」数字カードを見ながら、全員で言う。上手に言えたら、一人で言ったり、ランダムに示される数字カードを見て全員で言ったりする。(20より大きい数は1年生3学期の学習内容なので、1年生児童には無理のないように行う)
トピック等 忘れ物
目標 忘れ物をしたことを教師に伝えることができる
参考教案 活動内容 講師 学習者
<導入> 困っている子どものイラストを黒板に貼り、Sの反応を見る。

「この子は困っています」と言い、「こまっています」と板書。母語で「困っている」の意味を伝える。時間割表を見せながら、「次は算数の時間です。でも、算数の教科書がありません。家に忘れてしまいました。どうしますか。教えてあげましょう」と言葉をかけ、Sに考えさせる。
「どうしたのかな…」「げんきじゃない」


「こまっています…?」
「こまっている」という状況をおぼろげに理解。

「友だちの本」「見ます」「先生、お願いします」…


<活動> 先生のイラストを黒板に貼り、困っている子どものイラストと向き合わせる。

Sの言葉を取り上げ、忘れ物をしたときの対処の方法を一緒に考える。
「「先生、本ない」と言います。いいですか。だめですか。「先生、本がありません」いいですか」「本、うち、忘れた」いいですか。だめですか」「そうですね、本をうちに忘れました、と言いましょう」などと助言しながら、談話を完成させていく。談話を黒板に書いていきながら、Sにもリピートさせ、言い方を練習させる

T対Sで一緒に談話練習をする
「だめ!」

Tの後でリピート「先生、教科書がありません」「うちに忘れました」「教科書を貸してください」「ありがとう」



Tと談話練習をする
語彙 名詞 紙 1枚 ~枚 忘れ物
動詞 忘れます 貸します 困ります
形容詞  
その他 ください これから気をつけます
文例 表現① Nを Vました
   教科書を忘れました
表現② Vてください(依頼表現)
   教科書を貸してください
   教科書を見せてください
   紙を1枚ください
教材 テキスト  
絵カード・教具 ★先生と困っている子どものイラスト『忘れ物』 教科書 
備考 できるだけ、忘れ物をした機会をとらえて指導するようにする。
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