毎回取り入れる内容 |
はじめ |
「おはようございます」「にほんごのべんきょうをはじめます」「あいうえおの歌を歌います」「今度は、S1さんは「あいうえお」、S2さんは「かきくけこ」、S3さんは「さしすせそ」と歌ってください」「元気ですか。」「○月○日。天気は○○。」※10「今日昨日明日・天気」のために日付と天気は口頭と板書で示しておく。 |
おわり |
今日の活動を振り返らせる。楽しい、という気持ちが残るように。がんばった友だち、おもしろかったこと、など講師が発言(見本)し、だんだんと生徒が言えるよう指導する。終わる前に、カレンダーの今日の日付に印をつけるか、出席カードにスタンプ・シール・サインをつける。 |
トピック等 |
形・数 |
目標 |
50音表の音の体系を知る / 数が数えられる / 形の名前が言える |
学習内容 |
数を数える 形の名前を言う 運筆(1~3) |
参考教案 |
活動内容 |
講師 |
学習者 |
<活動1> |
あめやクッキーなど、具体物を1つずつ取り上げながら、「いち、に、さん、し、~、じゅう」と数え、Sと一緒にもう一度数える。
1つずつ物を取り上げながら、「いち」、「に」と言い、3こ渡して、「いくつ?いち?に?」と問いかける。「そう。さん」。次に、2こ取って渡して、「いくつ?」「そう」何回か繰り返す。
ここでは、助数詞は付けずに、具体物で、すべて、「いち、に、さん」と数えさせる。具体物がスムーズにできたら、数図ブロックや丸の数を数えるなど抽象化していく。 |
「いち、に、さん、し、~、じゅう」
「いち」「に」 「さん」
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<活動2> |
数字FCを黒板に貼り、「いち」と言いながら「いち」と板書する。 「1を書きます。見てください」と言い、上手に2回手本を書く。3回目にダメな例を書く。「この1はいいですか」「だめですね」
「手を出してください。大きく書きます。いち」と言い、空書きをさせた後、ノートに書かせる。「2」「3」も同様にする。ここでは、数字を覚えることよりも、意味のある字を手軽に書くことができたという自信につなげたい。 |
「いち」と言う。 手本を見る。 「いいです」「だめです」と言う。 空書きする。 ノートに書く。 |
<活動3> |
黒板に丸、三角、四角の図形を4~5つ貼る。三角を手に持って、「これは何ですか。そう、三角です。同じもの=三角はどれですか」。丸を触って、「これ?」。四角を触って、「これ?」。何も触らないで、「どれ?」。「はい、そうですね。これとこれは同じです。丸で囲みます」と言い、実際に丸で囲んで、「丸で囲みました」と言う。
「同じものはどれですか。まるで囲んでください」と言い、2つめの例題に同様に取り組ませる。S1を指名し、丸で囲ませる。
プリントを「はい、どうぞ」と言いながら渡し、「同じものはどれですか。丸で囲んでください」と指示をする。 |
「三角」「ちがいます」「ちがいます」 「これ」
例題2つめに同様に取り組み、丸で囲む。
「ありがとうございます」と言って受け取り、プリントに取り組む。 |
<活動4> |
四角と三角、丸と混ぜて縦に2列に並べて貼り、四角を触って、「これは何ですか。そう、四角です」、別の四角を触って、「これも?そう、四角です。同じです」と言う。次に、「これは?」と言いながら、三角を触って、Sの発話を促す。「そう。違います」
四角と四角を触って、「同じです。線で結びます」と言いながら線を引く。「線で結びました」「同じものはどれですか。これとこれ?」「じゃあ、これとこれ?」。「では、S1さん、線で結んでください」と言い、前に呼び、線を書かせる。「S2さん、同じものはどれですか。線で結んでください」と言い、S2にも同様にさせる。「ありがとう。座ってください」
「はい、どうぞ」と言いながらプリントを渡し、「同じ形を線で結んでください」と指示をする。 |
「四角です」 「四角です」 「ちがいます」
「ちがいます」「同じです」 S1、前に出て同じ形を線で結ぶ S2、前に出て同じ形を線で結ぶ
「ありがとうございます」と言って受け取り、プリントで同様の問題を解く。 |
<活動5> |
「見てください。丸を描きます」と言いながら、黒板に丸を描く。「丸を書きました。今度は大きく書きます」と言いながら、大きく丸を描く。 「丸を大きく描きました。S1さん、丸を大きく書いて下さい」と言い、S1に前の黒板で丸を描かせる。同様に、小さく描くも入れ、黒板に丸を沢山描かせ、体を動かして楽しませる。
「どんな気持ち?」と問いかけ、感情の言葉の絵カードを示して選ばせる。「そう、楽しい。よかった」と言い、締めくくる。 |
黒板に丸を大きく描いたり、小さく描いたりする。
感情の絵カードを指さす。Tの後について「たのしい」と言う。 |
語彙 |
名詞 |
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 丸 三角 四角 |
動詞 |
違います |
形容詞 |
同じ |
その他 |
線で結んでください 囲んでください 大きく書いてください 小さく書いてください |
文例 |
活動1 |
「いち、に、さん、し~。言ってください」 「いくつ?いち?に?」 「そう。さん」 「いくつ?」「そう」 |
活動2 |
「1を書きます。見てください」「いいですか」「手を出してください」「これは、ノートです。今から、ノートに書きます」「なぞってください」「鉛筆で書いてください」 |
活動3 |
「これは三角です。同じものはどれですか。これ?」「これ?」「どれ?」「はい、そうですね。これとこれは同じです」「まるで囲みます」「丸で囲みました」 「同じものはどれですか。丸で囲んでください」「はい、どうぞ」 |
活動4 |
「これは四角です 「これも四角です。同じです」 「違います」 「同じです。線で結びます」 「線で結びました」 「同じものはどれですか。これとこれ?」 「じゃあ、これとこれ?」 「線で結んでください」 「同じものはどれですか。線で結んでください」 「ありがとう。座ってください」 「はい、どうぞ」 |
活動5 |
「見てください。丸を書きます」 「丸を書きました。今度は大きく書きます」 「大きく書きました。~さん、大きく書いて下さい」 「どんな気持ち?」 |
教材 |
テキスト |
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絵カード・教具 |
ひらがな50音表 運筆練習プリント 具体物 図形 |
備考 |
具体物を数えるとき、この段階では助数詞は入れず、いち、に、さん~と数える。指示どおり文字が書けるか確認する。 |