こどもの日本語ライブラリ
指導計画詳細
小学生低学年
120時間
文字語彙編
毎回取り入れる内容 はじめ 「おはようございます」「にほんごのべんきょうをはじめます」「元気ですか。」「○月○日。天気は○○。」※10「今日昨日明日・天気」のために日付と天気は口頭と板書で示しておく。「あいうえおの歌を歌います」(ゆっくり・はやく・1行ずつ交代でなど変化をつけて)
おわり 今日の活動を振り返らせる。楽しい、という気持ちが残るように。がんばった友だち、おもしろかったこと、など講師が発言(見本)し、だんだんと生徒が言えるよう指導する。終わる前に、カレンダーの今日の日付に印をつけるか、出席カードにスタンプ・シール・サインをつける。
トピック等 時計
目標 50音表の音の体系を知る / 時計の文字盤が読める / 数唱ができる / 数字を書く(7~10)
学習内容 数を数える  時計の文字盤を読む  数字と数の一致  運筆(7~10)
参考教案 活動内容 講師 学習者
<活動1> 1~12までの数を黒板に書き、数字を指さしながら読む。2回目は、SにもTと一緒に読ませる。数字の下に振り仮名を振り、もう一度Sと一緒に読む。 一緒に言う。
<活動2> 「これは時計です」と言いながら、時計を見せる。針を指し、「10時です。今、10時です」と言い、10時を指している時計の絵を貼り、「10じ」と板書する。

短い針を1時から順に動かして、「1時」「2時」「3時」と読む。5時を作って、「これは?」と問いかけ「5時」と言わせる。規則通りにできる時刻は、子どもに言わせる。

「よく聞いてください。よじ。よじ」と言いながら、4時を作り、「よじ」と言い、Sにリピートさせる。9時も同様にする。Tと一緒に時刻を言わせる。定着したら、3時を作った上に「?」を出して「何時ですか」と問いかけ、Q&Aをする。
「10時」と言う。


「5時」



「よじ」「くじ」とリピートし、時計の読み方を理解する。

「3時です」
<活動3> 数字カードの「7」を黒板に貼り、「これは、しち・ななです」と言いながら、「しち」「なな」と板書し、Sにもリピートさせる。

「7を書きます。見てください」と言い、上手に2回手本を書く。3回目にダメな例を書く。「この7はいいですか」「そう。だめですね」

「手を出してください。大きく書きます」と言い、「いち。に」と言いながら空書きさせる。何回か空書きした後、「いち。に」と言いながらノートに書かせる。8、9、10も同様にする。
「しち」と言う。                                手本を見る。                                「いいです」「だめです」と言う。                        空書きする。 書き順を意識する                       ノートに書く。
<活動4> 「●」がいくつか書かれているカードを見せて数を言わせ、「●」の数と数字の一致の練習をさせる。次に、子どもに数字カードを持たせ、Tが「●」のいくつか書かれたカードを見せて、一致する数字を挙げさせる。「●はいくつですか」「数字カードを挙げてください」「言わないでください」 数字を言う。                                  数字カードを挙げる。
<活動5> 文字カード「しち」を見せ、「読んでください」と言う。50音表を見て言わせてもよい。「はち」「とけい」も同様にする。 「しちです」
「はちです」「とけいです」
語彙 名詞 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  時計
動詞  
形容詞  
その他  
文例 活動1 「一緒に言ってください」
活動2 「じゅうじです」「何時ですか」
活動3 「7を書きます。見てください」「いいですか。手を出してください」「これは、ノートです。今から、ノートに書きます」「なぞってください」「鉛筆で書いてください」
活動4 「●はいくつですか」「数字カードを挙げてください」「言わないでください」
活動5 「読んでください」
教材 テキスト  
絵カード・教具 ひらがな50音表  ★『とけいカード』(くもん出版)  運筆練習プリント 具体物  
時計(算数教材)  数字カード(くもん)
備考 時刻の言い方 ~時を扱う。~分は扱わない。
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