毎回取り入れる内容 |
はじめ |
おはようございます」「「日本語の勉強を始めます」「元気ですか」「あいうえおの歌を歌います」 時間があれば、これまでに習った文字や言葉の読みを復習する。 |
おわり |
今日の活動を振り返る。教師の真似をして少しずつ友だちや活動にコメントを言う練習をする。今日の日付をカレンダーで確認し、あいさつをする。終わる前に、カレンダーの今日の日付に印をつけるか、出席カードにスタンプ・シール・サインをつける。感情のPCを見せながら「どんな気持ち?」と問いかけ、Sの選んだPC(例えば「楽しい」)に対してコメント(例:「ああ、よかった」)をする。「これで終わりです。挨拶しましょう。さようなら」 |
トピック等 |
あそび |
目標 |
ひらがなを1文字ずつ書く練習「や行」 / あそびの名称が言える / 仲間に入ること・入れてあげることができる |
学習内容 |
ひらがな50音パズル あそびの名称を言う 仲間と遊ぶ 書く練習「や行」 |
参考教案 |
活動内容 |
講師 |
学習者 |
<活動1> |
「あいうえおのパズルをします」(50ピースのパズルを渡す)「速くできるかな。はい、始め」と言い、タイムを測る。「あ~ま」行以外は、あらかじめピースを埋めておく。 |
「あいうえお」のパズルを完成する。 |
<活動2> |
「今日は「やゆよ」を書きます」と言い、FCを示して「読んでください」と言う。
50音表を示して、節をつけ「♪あ~いうえお~やゆよ」と歌う。 「見てください。や」と言いながら書き、まず字形に着目させる。もう一度書きながら「いーち。にい。さん」と言い、書き順に気づかせる。「はい、手を出してください」と言い、一緒に何度か空書きする。 「では、ノートに書いて下さい」と言い、なぞり書き、鉛筆書きさせる。 既習文字で字形の似ているものを意識させる。 |
「や」「ゆ」…「やゆよ」 「♪あ~いうえお~やゆよ」と歌う。
Tと一緒に空書きする。 ノートになぞり書き、鉛筆書きする。 |
<活動3> |
遊びのPCとペープサートを用意し、「いれて」「いいよ」と、仲間に入る場面の言葉を、「あそぼう」「あとで」と遊びに誘う場面の言葉を知らせ、ペープサートを動かしながら、Sにも言わせる。
Sに1つの役割をさせて、やりとりの練習をする。他の子どもと連携が取れるようなら、休み時間の遊びに参加できるように準備しておく。 |
1つの役割をもらって、Tと遊びのやりとりの練習をする。 |
<活動4> |
「今日は外で遊びましょう」と言い、外に行く。ブランコ、滑り台、てつぼうなど順番を守るものを示し、「これはブランコ。これは、滑り台。これは、てつぼう。どれがいいですか」と選ばせる。
「じゃあ、順番にしましょう。ここに並んでください」ジェスチャーで「順番」という言葉や「並んでください」など、指示が理解できるようにする。実際の遊びで「かわって」などが言えるように、サポートする。 |
「ブランコ」「すべり台」「鉄棒」とTの後について言う
「ブランコ」
S1「かわって」 S2「いいよ。ちょっとまって」 |
<活動5> |
「次に、かくれんぼ(おにごっこ)をします。はじめ、先生たちがしますから、見てください。先生がさがします。ほかの先生は隠れます」(子どもと一緒に鬼をする)「1,2,3~10。もういいかい」「(T2)ま~だだよ」「もういいかい」「もういいよ」「○○先生み~つけた」 |
かくれんぼ(おにごっこ)をする。10まで数える。 |
語彙 |
名詞 |
鬼ごっこ かくれんぼ ブランコ すべり台 鉄棒 |
動詞 |
遊ぼう 入れて 代わって ちょっと待って |
形容詞 |
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その他 |
いいよ |
文例 |
活動1 |
「パズルをします。「なにぬねの」と「はひふへほ」を作ってください」 「はい、どうぞ」 |
活動2 |
「今日は「やゆよ」を書きます」 「言ってください。や」 「♪あ~いうえお~やゆよ」 「見てください。や」 「いーち。にい。さん。はい、手を出してください」「はい、ノートに書いて下さい」 |
活動3 |
「私もいっしょに遊びたいです」「何と言いますか」「「入れて」と言います」「みんなは「いいよ」と言いましょう」 |
活動4 |
「今日は外で遊びましょう」 「これはブランコ。これは、滑り台。これは、てつぼう。どれがいいですか」 「じゃあ、順番にしましょう。ここに並んでください」 |
活動5 |
「次に、かくれんぼ(おにごっこ)をします。はじめ、先生たちがしますから、見てください。先生がさがします。ほかの先生は隠れます」 |
教材 |
テキスト |
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絵カード・教具 |
ひらがな50音表 ひらがなフラッシュカード 漢字練習ノート ペープサート ★絵カード『遊び』 レアリア(校庭) |
備考 |
友だち作り、級友と活動できる時間を確保しておく。 *学校に通っていない子は、母国でもかくれんぼや鬼ごっこような遊びをしていない子が多い。説明に時間がかかるようなら、先生たち(日本の子どもたち)がするのを見せて終わり、休み時間などに実際に行う。 |