毎回取り入れる内容 |
はじめ |
おはようございます」「「日本語の勉強を始めます」「元気ですか」「あいうえおの歌を歌います」 時間があれば、これまでに習った文字や言葉の読みを復習する。 |
おわり |
終わる前に、カレンダーの今日の日付に印をつけるか、出席カードにスタンプ・シール・サインをつける(曜日ごとに色を統一。月曜は黄色、火曜は赤など)。感情のPCを見せながら「どんな気持ち?」と問いかけ、Sの選んだPC(例えば「楽しい」)に対してコメント(例:「ああ、よかった」)をする。「これで終わりです。挨拶しましょう。さようなら」 |
トピック等 |
うちにあるもの |
目標 |
カタカナを1文字ずつ書く「ア行」 / カタカナに親しむ / うちにあるものが言える |
学習内容 |
音と文字のマッチングをする うちにあるものを言う ア行 |
参考教案 |
活動内容 |
講師 |
学習者 |
<活動1> |
絵カードを示して「テレビ」と言い、黒板に貼る。絵の下に「テレビ」と書く。「カメラ」「ベッド」「ビデオ」「パソコン」「テーブル」も同様に導入する
「テレビ」「教室にテレビがあります」と言いながら、テレビに触る。「ビデオ」「テーブル」「パソコン」も同様。「教室にベッドがあり…」「ベッドがありません」。10課「持ち物」で「ある・ない」が導入されているので、勘のいい子は「ありません」=「ない」と気づく。無理に示さなくていい。 |
「テレビ」「カメラ」「ベッド」「ビデオ」「パソコン」「テーブル」
「テレビ」「あります」 「ビデオ」「あります」 「ベッドがありません!」 |
<活動2> |
「部屋の中にテーブルがあります」「テーブルの上にパソコンとコップがあります」「テーブルの下にカメラがあります」など、絵や室内を見て、Sと一緒に表現する。「~の上に」「~の下に」が母語の影響で「上の~」「下の~」となることがあるので注意する。
表現できたら、画用紙を配り、Tの指示通りに絵を完成させる。 |
絵や室内を見て「部屋の中にテーブルがあります」「テーブルの上にパソコンがあります。テーブルの下にカメラがあります」など、Tと一緒に表現する。
Tの指示通りに絵を完成する。 |
<活動3> |
「今日は「アイウエオ」を書きます」と言い、FCを示して、「言ってください。「ア」「イ」…と読む。
「見てください。ア」と言いながら書き、まず字形に着目させる。もう一度書きながら、「いち。に」と言い、書き順に気づかせる。「はい、手を出してください」と、一緒に何回か空書きする。
「では、ノートに書いて下さい」と言い、なぞり書き、鉛筆書きさせる。「イ」~「オ」も同様にする。 |
「ア」「イ」…
「ア」…を空書きする。 鉛筆書きする。 |
<活動4> |
ひらがな「あ」行とカタカナ「ア」行を渡してペアを作らせる。 「「あ」はどれですか」 「それとどれですか」 「そうですね。これとこれ。では、「い」は?」 *ひらがなと一致させることで復習も兼ねる。 |
「これ」 「これ」 「これ」 |
<活動5> |
「アイウエオのパズルをします」(50ピースのパズルを渡す)「速くできるかな。はい、始め」と言い、タイムを計る。既習の文字以外はピースを予め埋めておく。 |
「アイウエオ」のパズルをする。 |
語彙 |
名詞 |
テレビ カメラ ビデオ テーブル コップ ベッド ソファ パソコン 上 下 右 左 中 |
動詞 |
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形容詞 |
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その他 |
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文例 |
活動1 |
「教室にテレビがあります。教室にビデオがあります。教室にベッドがあり~」 ベッドがありません |
活動2 |
「テーブルの上にカメラがあります。テーブルの下にカメラがあります」 |
活動3 |
今日は「アイウエオ」を書きます 「言ってください。ア」 「見てください。ア」 「いち。に。はい、手を出してください」 「では、ノートに書いて下さい」 |
活動4 |
「あ」はどれですか それとどれですか 「そうですね。これとこれ。では、「い」は?」 |
活動5 |
「アイウエオ」のパズルをします 「速くできるかな。はい、始め」 |
教材 |
テキスト |
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絵カード・教具 |
ひらがな・カタカナ50音表両方 ひらがな・カタカナフラッシュカード 漢字練習ノート カタカナパズル(アポロ社) ★『生活道具カード』(くもん出版) 画用紙 |
備考 |
書く練習が始まるが、毎回読む練習も常に行う。漢字の筆順指導の基礎となるので、筆順に気をつけて指導すること。 |
文字を覚えることに時間がかかる児童には、★JYL動画文字・カタカナ「ひらがなとのマッチングゲーム」『ひらがなとのマッチングゲーム』を参考にするとよい。始めのうち分からなくても、形で合わせられるため、達成感が味わえる。 |