毎回取り入れる内容 |
はじめ |
おはようございます」「「日本語の勉強を始めます」「元気ですか」「あいうえおの歌を歌います」 時間があれば、これまでに習った文字や言葉の読みを復習する。 |
おわり |
終わる前に、カレンダーの今日の日付に印をつけるか、出席カードにスタンプ・シール・サインをつける(曜日ごとに色を統一。月曜は黄色、火曜は赤など)。感情のPCを見せながら「どんな気持ち?」と問いかけ、Sの選んだPC(例えば「楽しい」)に対してコメント(例:「ああ、よかった」)をする。「これで終わりです。挨拶しましょう。さようなら」 |
トピック等 |
数字(値段) |
目標 |
漢字に興味を持って書く |
学習内容 |
読む練習 書く練習 |
参考教案 |
活動内容 |
講師 |
学習者 |
<活動1> |
1~10の数字を黒板に左から右に書き、数字を指しながら、Sと一緒に歯切れよく読む
「読み方をひらがなで縦に書いてください」と言い、Sを指名して書かせる。ふだんの発音どおりに書くと2拍ずつとってしまう可能性がある。「にい」「ごう」→「に」「ご」に直す。もう一度、Sと一緒に読む |
数字をTと一緒に読む
数字FCの読みを黒板にひらがなで縦に書く。
数字をTと一緒に読む |
<活動2> |
「いちは「一」と書きます。には「二」と書きます」と言いながら板書する。「じゃあ、さんはどう書きますか」「そうですね。よくわかりましたね」「手を出してください。いち」と言い、空書きをする。書き終わりを伸ばす子がいるので、しっかり止めるように注意する。「二」「三」も同様にし、何回か空書きをした後、ノートに書かせる。
「じゃあ、よんはどう書きますか」「残念。よんは「四」と書きます」と言って板書する。「もう一度書きますからよく見てください。いち。縦線。にい。横線を書いて曲がります。さん。し。ご」と言いながら書き、書き順を知らせる。「手を出してください。一緒に書きましょう」と言い、何回か空書きする。「では、ノートに書きましょう」と言い、なぞり書き、鉛筆書きさせる。
五、六、七、八、九、十まで順に行う。書き方を想像しながら取り組ませると定着がよい。 |
「三」と書く。 Tといっしょに空書きをする。 ノートに書く
四本線を書く。 書き順を知る。Tと一緒に空書きをした後、のーとに書く。
五、六、七、八、九、十まで順に練習する。 |
<活動3> |
漢字カードカルタをする:Tが読んだ字をSに探させる。
数字カードと漢数字あわせるように神経衰弱をしてもいい。 |
漢字カードカルタをする。Tが読んだ字を探す。
絵あわせカルタをする。 |
<活動4> |
お金を出して漢字の面を見せ、「これは何ですか」と尋ねる。 「そうです。十円です。「円」。これは「えん」です。十円玉です」 算数で「十円玉」と「玉」を使うので、ここで入れておく。
「じゃあ、これは?」「そうです。百円。百円玉です」「これは?」「そうです。一円玉」「じゃあ、これは?」「これは、千円札です。玉じゃありません」「これは「さつ」、これは「玉」」と言い、「さつ」と「たま」の違いに気づかせる。 |
「十円です」
「百円玉」 「一円玉」「千円玉」
|
<活動5> |
「玉はこう書きます」と言い、黒板に書いて見せる。次に、もう一度、「いち。横線。に。縦線。さん。横線。し。横線。ご。点」と言い、書き順を知らせる。「手を出してください」と言い、何回か空書きをさせた後、ノートになぞり書き、鉛筆書きをさせる。
百、千、円も同様に練習させる。 |
百、千、円、玉の練習をする。 |
語彙 |
名詞 |
一、二、三、四、五、六、七、八、九、十、百、千、円、玉 |
動詞 |
|
形容詞 |
|
その他 |
|
文例 |
活動1 |
|
活動2 |
「いちは「一」と書きます。には「二」と書きます。じゃあ、さんはどう書きますか」 「そうですね。よくわかりましたね。じゃあ、よんはどう書きますか」 「残念。よんは「四」と書きます」 |
活動3 |
|
活動4 |
これは何ですか 「そうです。「円」これは「えん」です。これは十円玉、これは百円玉。これは?」 「そうです。じゃあ、これは?」「いいえ、千円札です」 「これは「さつ」、これは「玉」」 |
活動5 |
玉はこう書きます |
教材 |
テキスト |
|
絵カード・教具 |
フラッシュカード 漢字練習ノート |
備考 |
はじめは読みの練習から入る。書く練習は/の前の漢字までとする。 |