こどもの日本語ライブラリ
指導計画詳細
小学生中学年
120時間
会話編
毎回取り入れる内容 朝の会、帰りの会などを利用し、あいさつ、暦日、天気、数字は毎回の授業で少しずつでも継続して取り入れていきましょう。(あいさつ、カレンダーの歌)
例:「おはようございます。今日はX月X日X曜日です。今日は晴れです。」
今日の言葉(前日の言葉プラス)「ありがとう」「ごめんなさい」(絵カードを見て、全員で挨拶の言葉を言う)
トピック等 したいこと
目標 自分のしたいことを表す言い方を知る
参考教案 活動内容 講師 学習者
<導入> 3時を指している時計を黒板に貼り、「3時です」と言い、ドーナツ、チョコレート、ケーキなど、Sの好きそうなものの絵を見せる。

チョコレートの絵を手に持ち、「チョコレート」「チョコレート」、「(動作をしながら)食べたいです」「私はチョコレートを食べたいです」とゆっくり言う。

手のひらを上にしてS1、続いてS2を指し、「S1さんは?」「S2さんは?」と問いかけ、Sの反応を待つ。

チョコレートの絵を黒板に貼り、「たべたいです」と板書し、「食べたいです」とゆっくり言い、Sにも言わせる。
Tの示す食べ物の絵カードを見る。


Tの後について「チョコレート」とつぶやく
「たべたい…」とTの真似をして言うSもいるかもしれない


食べたそうな表情をする。


「食べたいです」
<活動> ドーナツ、ケーキ、クッキー、アイスクリームを順に示し、「食べたいです」と繰り返し言わせる。

(Sがすでに学校に通っている場合)給食の絵カードを示し、「食べたいですか」と尋ね、Sから言葉を引き出す。食べたくなさそうであれば、「いやです」という表現を導入する。

「ジュース」と言いながらジュースの絵カードを見せ、Sの反応を見てから、ゆっくり「飲みたいです」と言い、Sにもリピートさせる。
ジュースの絵カードを黒板に貼り、「のみたいです」と板書する。

同様に、サッカーボールを持っている子どもの絵、トイレに行きたそうな子どもの絵を見せ、「~したい」という言い方に気づかせる。

ワークシートを配布し、空欄に「~したいです」と書き入れさせる。分からなければ、Tが発音して聞かせて、言い方を知らせる
絵を見て、「食べたいです」と言う。


食べたくなさそうな反応
「いやです」とTの後について言う。


ジュースの絵を見て、どのように言えばいいのか戸惑う。
Tの後について「飲みたいです」と言う。


「サッカー、…」「サッカーをしたいです」
「トイレ…」「トイレに行きたいです」

ワークシートの空欄を埋める。
語彙 名詞 サッカー 給食 ジュース チョコレート うち
動詞 行きます 帰ります 飲みます 食べます します
形容詞 いやだ
その他  
文例 表現① Nを Vたいです
   ジュースを飲みたいです
   サッカーをしたいです
表現② Nに(へ) Vたいです
   トイレに行きたいです
   うちに帰りたいです
表現③ Naです
   いやです
   
   
   
   
教材 テキスト  
絵カード・教具 おかし、給食、サッカーボールを持っている子ども、トイレに行きたがっている子どもの絵カード(教材検索-「たべもの」「給食」等を参照) ★ワークシート『したいこと』
備考 希望表現だけではなく、「いやだ」という気持ちも表現できるように導きたい。
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