こどもの日本語ライブラリ
指導計画詳細
小学生中学年
120時間
会話編
毎回取り入れる内容 朝の会、帰りの会などを利用し、あいさつ、暦日、天気、数字は毎回の授業で少しずつでも継続して取り入れていきましょう。(からだの歌)
例:「おはようございます。今日はX月X日X曜日です。今日は晴れです。」
今日の言葉「見ます」「聞きます」「読みます」「書きます」「言います」(絵カードを見て、全員で言う)
トピック等 病気
目標 体の不調について先生に伝えたり、質問に答えたりすることができる
参考教案 活動内容 講師 学習者
<導入> 泣いている子どものペープサート(紙で作った人形)を登場させる。心配そうな教師のペープサートを動かしながら、「エリスくん、どうしたの」と言う

子ども「いたいです」、教師「どこが痛いの?」、子ども「ここがいたいです」(ペープサートを裏返し、おなかを押さえた形にする)

教師「おなかがいたいですか」、子ども「はい」、教師「朝ごはんを食べましたか」、子ども「はい、食べました」、「トイレに行きましたか」「はい、行きました」「じゃ、保健室に行きましょう」と言い、子どものペープサートを連れて退場する
ペープサート劇を見る
<活動> 子どものペープサートを動かしながら「おなかが痛いです」と言い、Sにも言わせる。教師のペープサートをS1の前で動かし、「どうしましたか」と聞く。S1に子どものペープサートを持たせ、「おなかが痛いです」と言わせる。S2、S3にも同様にする

朝ごはん、トイレの絵を黒板に貼って、指差しながら「S1さん、朝ごはんを食べましたか」と尋ね、「はい、食べました」と言うように導く。さらに、「トイレに行きましたか。うんちをしましたか」と尋ね、「いいえ、行きませんでした」と応えた場合は「朝、トイレに行ってください」と注意する。

具合の悪そうな子どものイラストを黒板に貼り、このような時、何と言えばいいのか一緒に考え、「頭が痛いです」「気持ちが悪いです」「熱があります」「保健室に行きたいです」などの練習をさせる
「おなかが痛いです」

子どものペープサートを持ち、教師のペープサートと会話する。「おなかが痛いです」


「はい、食べました」「はい、行きました」





Tの後について「気持ちが悪いです」「熱があります」などと練習する
語彙 名詞 熱 保健室 のど 朝ごはん
動詞 計ります
形容詞 痛い
その他 どうしましたか
文例 表現① Nが Aです
   おなかが痛いです
   きもちが悪いです
表現② Vませんでした
   「朝ごはんをたべましたか」「いいえ、食べませんでした」
表現③ Nが あります
   熱があります
教材 テキスト 『にほんごをまなぼう』p.24-p.25
絵カード・教具 教師と子どものペープサート ★イラスト(朝ごはん、トイレ、おなかが痛い、気持ちが悪い、苦しい、吐き気がする、熱がある)『病気~症状』   ★絵カード『病気~どうしたの』
『病気 ワークシート』
♣低学年の指導計画例No.11と同様の内容です。
備考  
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