毎回取り入れる内容 |
朝の会、帰りの会などを利用し、あいさつ、暦日、天気、数字は毎回の授業で少しずつでも継続して取り入れていきましょう。(からだの歌) 例:「おはようございます。今日はX月X日X曜日です。今日は晴れです。」 今日の言葉「出します」「しまいます」「立ちます」「座ります」(絵カードを見て、全員で言う) |
トピック等 |
学校を休む |
目標 |
学校を休むときの言い方が分かる |
参考教案 |
活動内容 |
講師 |
学習者 |
<導入> |
一人欠席している教室の絵を黒板に貼り 「ここは3年2組の教室です」と言う
教師のぺープサートを動かしながら 「中村さんがいません。お休みですね。病気ですか。けがですか。わかりません。皆さん、知っていますか」と、Sの方を向いて言う
そこへ教頭先生(ペープサート)が登場。 「中村さんは病気です。きょう、休みます。電話がありました」「わかりました」と会話する。
「学校を休むとき電話します」と言い、電話をかけているところの絵を見せる。Sにも復唱させる |
Tの話を聞く
「知りません」「知らない」…
「学校を休むとき電話します」 |
<活動> |
病気やけがの絵カードを見せ、「かぜをひきました」「気持ちが悪いです」「吐き気がします」「けがをしました」などの言い方を復習する。
「学校を休むとき電話します」といい、Sに絵カードを渡す。おもちゃの電話機を使い、順番にTと会話をする。何と言えばいいのかとまどっているSには、「おなかが痛いですから、休みます」という言い方を教え、リピートさせる。カードを交換し繰り返し練習させる。 |
絵を見ながら、「かぜをひきました」「気持ちが悪いです」「吐き気がします」「けがをしました」などと言う
おもちゃの電話機でTと会話をする。 「もしもし、1年2組の○○です。○○先生をお願いします」「きょう、おなかが痛いですから休みます」 |
語彙 |
名詞 |
咳 腕 指 用事 きのう |
動詞 |
休みます |
形容詞 |
|
その他 |
どうして |
文例 |
表現① |
辞書形+とき(復習) |
|
学校を休むとき電話します |
表現② |
~から(理由)、V |
|
頭が痛いですから、休みます |
|
けがをしましたから、休みます |
教材 |
テキスト |
★『にほんごをまなぼう』p.34~35、44 |
絵カード・教具 |
先生、教頭先生のペープサート、教室の絵、病気やけがのイラスト、おもちゃの電話 ★絵カード『学校を休む』 ♣低学年の指導計画例No.13と同様の内容です。 |
備考 |
「学校を休むとき、電話します」は、分析的に教えるのではなく、ひとかたまりとして教える。言えるようになることを目指す必要はない。 文化によっては、欠席時の連絡をしない場合がある。また、保護者が日本語が話せないため、学校に電話がかけられないケースも多いことを知っておく必要がある。 |