こどもの日本語ライブラリ
指導計画詳細
小学生中学年
120時間
会話編
毎回取り入れる内容 朝の会、帰りの会などを利用し、あいさつ、暦日、天気、数字は毎回の授業で少しずつでも継続して取り入れていきましょう。(からだの歌)
例:「おはようございます。今日はX月X日X曜日です。今日は晴れです。」
今日の言葉「出します」「しまいます」「立ちます」「座ります」(絵カードを見て、全員で言う)
トピック等 朝の会
目標 朝の会の手順やよく使われる言葉を知る
参考教案 活動内容 講師 学習者
<導入> 8時30分の時計の絵を貼り、「朝です。おはようございます」と言い、Sにも「おはようございます」と言わせる

「あさの かい」と板書。「これから朝の会を始めます」とゆっくり言う。必要があれば、「始めます」を母語訳し、意味を理解させたうえで、もう一度「これから朝の会を始めます」と言い、Sには「始めましょう」と言わせる

黒板に書いた「あさの かい」の文字をみんなで読む。全員で挨拶をしている絵、出席をとっているところの絵、時間割を確認しているところの絵を貼り、朝の会の内容を示す。
「おはようございます」




「始めましょう」



黒板に書かれた字「あさのかい」を読む
絵を見ながら、「あいさつをします」「出席をとります」「時間割を見ます」など、Tの後について言い、朝の会の内容を理解する
<活動> 絵を示し、「みんなの名前を言います。出席をとります。「はい」と言ってくださいね」と言い、練習する

今日の時間割表を読み、Sにリピートさせる
「3時間目は体育です。体操服を持ってきましたか。忘れ物はありませんか。大丈夫ですか」

8時45分の時計の絵を貼り、「8時45分です。これで朝の会を終わります」と言い、「終わります」の意味を理解させる。Sには「終わりましょう」と言わせる

朝の会の流れが理解できたら、子どもに交替で教師役をさせる。

「出席をとります」とリピート
Tに名前を呼ばれたら「はい」と返事をする

「1時間目・算数、2時間目・国語、3時間目・体育、4時間目・生活、給食、掃除」とリピート
ごっこ遊びの要領で、Tと言葉のやり取りをする



「終わりましょう」

交替で教師役をする
語彙 名詞 朝の会 出席 休み
動詞 始めます 終わります 取ります
形容詞  
その他  
文例 表現① これから Nを Vます
   これから朝の会を始めます
表現② これで Nを Vます
   これで朝の会を終わります
表現③ Nを Vます
   出席を取ります
表現④ Nは Nです
   ○○さんは休みです
教材 テキスト 『にほんごをまなぼう』p.44~p.45
絵カード・教具 時計の絵(8時30分のもの、8時45分のもの) 日課表 時間割表
備考 それぞれの小学校の朝の会のやり方を、あらかじめ調べておくとよい
♣低学年の指導計画例No.15と同様の内容です。
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