こどもの日本語ライブラリ
指導計画詳細
小学生中学年
120時間
会話編
毎回取り入れる内容 朝の会、帰りの会などを利用し、あいさつ、暦日、天気、数字は毎回の授業で少しずつでも継続して取り入れていきましょう。(友だち、遊び歌)
例:「おはようございます。今日はX月X日X曜日です。今日は晴れです。」
今日の言葉「落します」「無くします」「借ります」「貸します」(絵カードを見て、全員で言う)
トピック等 休み時間
目標 友だちを誘ったり、誘われたとき返事をしたりすることができる
参考教案 活動内容 講師 学習者
<導入> 子どもたちの代表的な遊びの絵を用意し、「ドッジボール」「なわとび」「かけっこ」「一輪車」「砂遊び」「サッカー」と言いながら絵を貼り、Sにもリピートさせる。ほかにどんな遊びを知っているか問いかけ、出た言葉を板書する

子ども(ナオミ)のペープサートを出し、Sに「休み時間だね。一輪車しない?私、一輪車大好き」と話しかける。

「ナオミさんは一輪車が大好きです」と言い、一輪車の絵を指さす。「みんなも好きですか」
Tの後について「ドッジボール」「なわとび」「かけっこ」「一輪車」「砂遊び」「サッカー」と言う




「…」



「うん、好き」「大好き」「できない」
<活動> 「一輪車しない?」とナオミのペープサートを動かしながらSに問いかける。Sから返事がなかったら、別のペープサートを出し、「うん、いいよ」と答える。さらに、男の子のペープサートにも「○○君、一輪車しない?」と誘うが、「うーん、ぼくはサッカーがいいな」「じゃ、後でサッカーやろう」「うん、いいよ」というような会話を進める。

ペープサートをもう一度動かしながら、Sと一緒に会話を再現し、TとSで誘ったり誘われたりのロールプレイへつなげていく。時間があれば、室内で簡単にできる遊び(あやとりやこま回しなど)をしてもいい。
再現した会話を板書し、誘い方や誘われたときの返事のし方を確認して終了する。
「…」

「うん、いいよ」と答えればいいことがわかる





先ほどのペープサート劇の会話を思い出しながら、再現する。「○○さん、一輪車しない?」「うん、いいよ」「○○君、一輪車しない?」「うーん、ぼくはサッカーがいいな」「じゃ、後でサッカーやろう」「うん、いいよ」など。
語彙 名詞 外 仲間 鬼ごっこ 一輪車 ドッジボール 砂場 あやとり
動詞 やります いれます します
形容詞  
その他 いいよ
文例 表現① V(よ)う
   行こう
   やろう
表現② N(場所)で V(よ)う
   ケンタくん、外でサッカーやろう
表現③ Vて(依頼表現)
   僕も仲間に入れて
表現④ Vない?
   おにごっこしない?
教材 テキスト 『にほんごをまなぼう』p.28-p.29
絵カード・教具 「ドッヂボール」「なわとび」「かけっこ」「一輪車」「砂遊び」「サッカー」の絵カード  子どものペープサート三人  ★絵カード『休み時間〜遊びに誘う』
備考 あやとり用の毛糸やコマなど、室内で簡単に楽しめるものも用意しておくと良い
★JYL動画その他指導法「図工 ペープサート」を参照。
『図工 ペープサート』
♣低学年の指導計画例No.21と同様の内容です。
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