こどもの日本語ライブラリ
指導計画詳細
小学生中学年
120時間
会話編
毎回取り入れる内容 朝の会、帰りの会などを利用し、あいさつ、暦日、天気、数字は毎回の授業で少しずつでも継続して取り入れていきましょう。(食べ物、家族の歌)
例:「おはようございます。今日はX月X日X曜日です。今日は晴れです。
今日の言葉「優しいです」「かわいいです」「こわいです」「元気です」(絵カードを見て、全員で言う)
トピック等 日曜日
目標 日曜日の経験を話すことができる
参考教案 活動内容 講師 学習者
<導入> カレンダーを見せながら、「今日は×月×日、月曜日です。きのうは日曜日でした。日曜日、学校は休みです。お父さん、お母さんも日曜日、休みですか」

「日曜日、学校へ来ません。お父さん、お母さんも会社へ行きません。いつも何をしますか」などと言葉をかけ、できるだけSから言葉を引き出す。

「きのうは日曜日でした。学校は休みでした。ナオミさんは公園で本を読みました」と言いながら、子どもたちがそれぞれいろいろな活動をしている絵を黒板に貼り、文を板書する。「ナオミさんはどの子かな」とSに考えさせる。以下、タケシくん、ユリさんなどがしたことと絵とを結びつけるよう助言助力する
Tと一緒に「今日は×月×日、月曜日です」と言う

「日曜日、休みです」「会社、休みです」


「掃除する」「買い物」「友だちとサッカーする」…





絵を見て、「分かった!この子です」

黒板に書かれた文をTと一緒に読む
<活動> 「皆さんは、きのう何をしましたか。絵を描いて教えてください」と言葉をかけ、画用紙とクレパスを配布する。

Sの間を回って絵を見ながら、きのうしたことについてSと会話をする。うまく言葉にできないSには、「だれと行きましたか」「ああ、そう。お母さんの手伝いをしたんだね」などと助言してやり、自分の行動を言葉で言えるように仕向けていく。

全員絵が描けたら、一人ずつ順番に発表させる。言えたら拍手でほめるようにする。
きのうしたことの絵を描く



「おかあさん、これ。ぼく、これ」
「うん、お母さんの手伝いをしました」




順番に発表する
語彙 名詞  
動詞  
形容詞  
その他  
文例 表現① N(人)と Vました
   お父さんと公園へ行きました
   ○○くんと遊びました
表現② N(場所)で Vました
   スーパーでカブトムシを買いました
   公園で遊びました
   おばあさんの家で遊びました
表現③ N(場所)へ V(移動)ました
   お母さんといっしょにおばあさんの家へ行きました
教材 テキスト 『にほんごドレミ』(国際協力事業団)p.32-p.33
絵カード・教具 子どもたちがいろいろなことをして遊んでいる絵
備考 ♣低学年の指導計画例No.29と同様の内容です。
ページ上部へ