こどもの日本語ライブラリ
指導計画詳細
小学生中学年
120時間
会話編
毎回取り入れる内容 朝の会、帰りの会などを利用し、あいさつ、暦日、天気、数字は毎回の授業で少しずつでも継続して取り入れていきましょう。(歌)
例:「おはようございます。今日はX月X日X曜日です。今日は晴れです。」
今日の言葉「着ます」「履きます」「かぶります」「脱ぎます」「着替えます」(絵カードを見て、動作をしながら全員で言う)
トピック等 動物
目標 いろいろな動物に興味を持って図鑑や絵本を見る
参考教案 活動内容 講師 学習者
<導入> 絵本『なにのこどもかな』(福音館書店)の表紙を見せる(ペンギンの親子の絵が描いてある)
「知っていますか」と言い、Sの様子を見る。「ペンギンですね。ペンギンの赤ちゃんとおかあさんです」

「いまから『なにのこどもかな』の絵本を一緒に見ましょう」と言い、ゆっくりページをめくる

Sが考えたり発話したりする時間を十分にとれるように留意する

興味を持って絵本を見る

「ペンギン」「ペンギン、子ども」


「なにのこどもかな」とタイトルを読む


「何の子どもだろう?」と考えたり、気がついたことを声に出して言ったりする
<活動> 「いろいろな赤ちゃんがいましたね。どんな動物の赤ちゃんがいましたか。どの赤ちゃんが好きですか」などと問いかけ、Sと一緒にもう一度絵本を見ながら振り返り、動物の名前を板書する

『しっぽのはたらき』(福音館書店)の表紙を見せ、ゆっくりタイトルを読む。「しっぽって何でしょう。知っていますか。そうですね。イノシシやライオンにもしっぽがありますね。おや、ここにしっぽが見えますね。これは何のしっぽでしょう?」と語りかけ、内容に興味を持たせる

Sの反応を見ながら、ゆっくり読み進める。文が長く、Sに理解できない言葉があるかと思うが、できるだけそのまま読み進め、内容を楽しませる

もう一度表紙を見せ、Sが気づいたことを取り上げたり、気づかなかったことを知らせたりして楽しみながらページをめくっていく

ゆとりがあれば、それぞれの動物のしっぽのはたらきをワークシートに書き込ませる
「ペンギン」「キツネ」「イノシシ」「ライオン」…
「イノシシの赤ちゃん、かわいい」「ライオンの赤ちゃん好き」など


「しっぽのはたらき」とタイトルを読む

「しっぽ」について知る




興味を持って絵本を見る



気がついたことや思ったことを言う



ワークシートに書き込む
語彙 名詞 動物 犬 猫 うさぎ ライオン キリン ゾウ カバ あかちゃん
動詞 います
形容詞 白い 茶色い かわいい
その他 どの
文例 表現① NのN
   犬の赤ちゃん
表現② どのNが 好きですか
   どの赤ちゃんが好きですか
表現③ Nです
   ライオンです
教材 テキスト  
絵カード・教具 絵本『なにのこどもかな』、『しっぽのはたらき』(以上、福音館書店) ワークシート
備考 その他、Sのレベルや興味に応じて、『どうぶつのおやこ』、『どうぶつのおかあさん』、『どうぶつのこどもたち』、『はじめてであうずかん けもの』(以上、福音館書店)なども用意しておき、自由に見て楽しむ時間を作ってもよい
『読み聞かせ 絵本リスト』
♣低学年の指導計画例No.49と同様の内容です。
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