こどもの日本語ライブラリ
指導計画詳細
小学生中学年
120時間
会話編
毎回取り入れる内容 朝の会、帰りの会などを利用し、あいさつ、暦日、天気、数字は毎回の授業で少しずつでも継続して取り入れていきましょう。(歌)
例:「おはようございます。今日はX月X日X曜日です。今日は晴れです。」
今日の言葉「作ります」「切ります」「塗ります」「貼ります」「つけます」(絵カードを見て、動作をしながら全員で言う)
トピック等 水族館
目標 水族館にいるいろいろな生き物に関心をもち、みんなで水族館をつくる
参考教案 活動内容 講師 学習者
<導入> 黒板に「水族館」と漢字で書き、「すいぞくかん」と振り仮名を振る。「水族館って知っていますか」と問いかけ、どんな所か考えさせる。知っているSがいなければ、「動物園には動物がいます。では、水族館には何がいますか「「「水」という字から何か分かるかな」などとヒントを出す

「そうですね。魚がいます。水族館にはいろいろな魚がいます」と言い、カラフルな魚の写真を数枚貼り、描画活動に結び付けるよう、それぞれの魚の特徴について話し合う。『はじめてであうずかん さかな』を見て話し合ってもよい

「きれいな魚ですね。見たことがありますか。私はテレビで見ました。テレビで見たことがあります」「水族館に行ったことがありますか。私は水族館に行ったことがありません」と言い、「~たことがあります」の文を数例板書し、Sと一緒に読む
「水族館」がどんなところか考える


「魚だ」「魚がいる」



興味を持って魚の写真を見る





「テレビできれいな魚を見たことがあります」
「水族館に行ったことがありますか」
「いいえ、ありません」などと板書を読む
<活動> 「きょうはここに水族館を作りましょう」と言いながら、黒板一面を示す

「画用紙にきれいな魚の絵を描きます。そして、はさみで切ります。そして、ここに貼りましょう」と言葉をかけ、意欲を持たせた後、画用紙とクレパスを配る

「紙いっぱいに大きく描こうね」と言葉をかけ、Sの描く様子を見守る。必要があれば助言助力をする
描けたら、はさみを渡し、切り取って裏面にマグネットを貼り、黒板に貼らせる

みんなででき上がった水族館を見る


水族館つくりに意欲を持つ



魚の絵を描く

切り取り、裏面にマグネットを貼り、黒板にはる


みんなででき上がった水族館を見る
語彙 名詞 水族館 さかな
動詞  
形容詞 いろいろ
その他  
文例 表現① Vたことがあります
   水族館に行ったことがあります
   テレビできれいな魚を見たことがあります
教材 テキスト  
絵カード・教具 『はじめてであうずかん さかな』(福音館書店)
備考 水族館に行った経験のあるSは少ないのではないか。できれば、実際に水族館に行けるといいのだが…。
どんな所か想像しやすいよう、水族館の写真や入場券などを見せるとよい
♣低学年の指導計画例No.51と同様の内容です。
ページ上部へ