こどもの日本語ライブラリ
指導計画詳細
小学生中学年
120時間
会話編
毎回取り入れる内容 朝の会、帰りの会などを利用し、あいさつ、暦日、天気、数字は毎回の授業で少しずつでも継続して取り入れていきましょう。(歌)
例:「おはようございます。今日はX月X日X曜日です。今日は晴れです。」
今日の言葉「動物。動物園。動物園へ行きます」「魚。水族館。水族館へ行きます」(絵カードを見て全員で言う)
トピック等 おてつだい
目標 お手伝いの経験を話すことができる
参考教案 活動内容 講師 学習者
<導入> けがをした人のイラストを黒板に貼り、「これは私の友だちです。けがをしてしまいました。買い物も料理も掃除も洗濯もできません」と言う

「すみませんが、手伝ってください」と友だちが言いました。「私は料理をしました」と言いながら、料理をしている絵を貼り、「りょうりを しました」と板書。以下、順に、「買い物に行きました」「洗濯をしました」「掃除をしました」「犬の散歩をしました」の絵を貼っていき、Sと一緒に動作を言語化して板書する
Tの話を聞く





「りょうりをしました」とリピート
イラストを見て、「買い物に行きました」「洗濯をしました」「洗濯物を干しました」「犬の散歩をしました」「掃除をしました」などと発話
<活動> 「私は友だちの手伝いをしました。お父さんやお母さんはとても忙しいですね。お手伝いをしますか」

「S1さん、手伝いをしますか」「どんな手伝いをしますか」「S2さん、きのう手伝いをしましたか」など、T対Sで手伝いについて会話をする中で、自分たちのできる仕事にはどんなものがあるか共有する(挙がった仕事を板書していく)

ビンゴゲームをすることを伝え、九つのマスの中に、お手伝いの仕事を記入させる。文字カードを引いて、同じものがあったら、○をつけます。○が3つ並んだら、「ビンゴ。チャンピオンだよ」とゲームのやり方を知らせ、Sに順番に絵カードを引いて、大きな声で手伝いの仕事を言わせる

お手伝いビンゴのチャンピオンを発表する
S1「はい、手伝います」「花に水をやります」
S2「はい、しました」「お母さんと一緒に買い物にいきました。袋を持ちました」
S3「いいえ、しませんでした」「はい、します」「お皿をあらいます」


ビンゴゲームのシートに手伝いの内容を記入する

ビンゴゲームをする
順番に絵カードを引いて、手伝いの仕事を言う

語彙 名詞 お手伝い お皿
動詞 拭きます 並べます (水を)やります (洗濯物を)干します たたみます (ゴミを)出します
形容詞  
その他  
文例 表現① Nを Vます
   「お手伝いをしますか」「はい、お皿を並べます」
   「お母さんはお皿を洗います」「私はお皿をふきます」
   毎日、玄関のそうじをします
表現② Nを Vませんでした
   きのう、お手伝いをしませんでした
教材 テキスト  
絵カード・教具 『みんなの日本語初級1 導入・練習イラスト集』(スリーエーネットワーク)p.82
★ワークシート『どんなおてつだいができますか』  ★絵カード『お手伝い けが』
備考 ♣低学年の指導計画例No.63と同様の内容です。
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