毎回取り入れる内容 |
「おはようございます。今日はX月X日X曜日です。今日は晴れです」 挨拶の絵カードを見ながら全員で言う。「おはようございます」「こんにちは」「こんばんは」「ありがとう」「ごめんなさい」 |
トピック等 |
教室の言葉 |
目標 |
教室内での指示の言葉を知り、行動することができる |
参考教案 |
活動内容 |
講師 |
学習者 |
<導入> |
「起立」「礼」「着席」「始めます」
「教科書を出してください」と言い、身振りでSに教科書を出すよう促す。「教科書」と言い、教科書を示す。もう一度言い、Sにも言わせる。「教科書を出してください」と言いながら板書し、SにTの発話の意味を理解させる
「鉛筆と消しゴム」と言い、教師の持っているものに注目させる。「鉛筆」を持って「鉛筆」と言い、Sにもリピートさせる。「消しゴム」も同様に練習。鉛筆と消しゴムを持って、「鉛筆と消しゴム」と言い、Sにもリピートさせる。鉛筆と消しゴムのイラストを貼り、「えんぴつ」「けしゴム」と板書して意味を知らせ、「鉛筆と消しゴムを出してください」と言う |
「起立」「礼」「着席」の動作をする
教師の言葉を聞いたり、動作を見たりする 「教科書」とリピート 教科書を出す。意味を理解する
教師の持っているものを見る 「鉛筆」とリピート 「消しゴム」とリピート 「鉛筆と消しゴム」とリピート
鉛筆と消しゴムを出す |
<活動> |
ワークシートを渡し、「名前を書いてください」と言う。「私の名前は山本です。名前を言ってください」と手の平を上にしてS1の方へ差し出し、名前を言うように促す。S1が名前を言ったら、「書いてください」とジェスチャーを交えて指示する。指示した言葉「書いてください」を板書する
これまでの板書を見るよう指示し、「てください」のところに下線を引き、注目させる。
「出す」「書く」「言う」「立つ」「座る」「読む」「開く」の動詞の絵カードを貼り、それぞれ「~てください」の形で発音して聞かせた後、Sにもリピートさせる
教師の指示を聞いて行動に移すことができるように練習させる。「まだです」「もう一度」「きれいに」「大きい声で」なども、織り込みながら指示をする |
「名前?」 「名前」の意味を知る 自分の名前をワークシートに書く(それぞれの国の文字でもよしとする」
「~てください」の文型に気づく
Tの話を聞き、規則性に気づく 絵カードを見ながら、Tの後についてリピートする
Tの指示にしたがって動作をする |
語彙 |
名詞 |
教科書 ~ページ えんぴつ 消しゴム 名前 |
動詞 |
出します 見ます 開きます 読みます 書きます 言います 立ちます 座ります |
形容詞 |
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その他 |
もう一度 まだです きれいに ゆっくり 大きな声で |
文例 |
表現① |
~てください |
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立ってください 座ってください 聞いてください 読んでください 書いてください きれいに書いてください |
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見てください 教科書の○ページを見てください |
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言ってください もう一度言ってください |
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教科書を出してください 鉛筆と消しゴムを出してください |
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教科書の○ページを開いてください |
表現② |
N と N |
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鉛筆と消しゴム |
表現③ |
N の N |
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教科書の○ページ |
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私の名前 |
教材 |
テキスト |
★『にほんごをまなぼう』 18~21ページ ★『日本語学級1』 8~11ページ |
絵カード・教具 |
★絵カード『動詞』 |
備考 |
「やりなさい」もよく聞くことばであるから,母国語での言い方を調べておくと役に立つ。 「~てください」は分析的に教えるのではなく、まるごと理解させたい。言えなくてもよい。聞いて行動できることを目標とする。 |