毎回取り入れる内容 |
「おはようございます。今日はX月X日X曜日です。今日は晴れです。」 ①カレンダーを見て月の言い方を練習(1月、2月、3月、4月、5月…) ②カレンダーを見て、日付の言い方を練習(ついたち、ふつか、みっか、よっか、いつか、むいか…) |
トピック等 |
昨日したこと |
目標 |
過去の出来事が説明できる / 自分の気持ちを話すことができる |
参考教案 |
活動内容 |
講師 |
学習者 |
<導入> |
「だれが」「いつ」「どこで」「なにを」「どうした」のゲームの準備をSと一緒にする(「だれが」「いつ」などのカードをみんなで作る)
「いつ」のカードをみんなでチェックし、「きょう」「きのう」「おととい」「先週」など、過去を表すものだけをピックアップし、ゲームの説明をする
5種類のカードを机の上に裏返して置き、Sにそれぞれ1枚ずつ取らせる。取ったカードを一人ひとりに発表させ、板書する。ナンセンスな文がたくさんできるが、Sと一緒に楽しみ、一緒に読む。 |
「先生が」「S1さんが」「校長先生が」「おかあさんが」 「きのう」「おととい」「先週」、「運動場で」「トイレで」、「アイスクリームを」「テレビを」「漢字を」、「勉強しました」「食べました」「飲みました」など思い思いに書く。
過去を表す語をTと一緒にピックアップする。
Tの説明を聞いて、カードを引き、文を作る。 作った文を発表する。
できた文をTと一緒に読む |
<活動> |
「私はきのう休みでした。洗濯をしました。それから、掃除もしました。スーパーへ買い物に行きました。とても忙しかったです」と言いながら、黒板にイラストを貼っていく。イラストをみながら、Sに文を再現させる。
皆さんは、きのう、何をしましたか」とSに問いかける。 「何時に行きましたか」「誰と行きましたか」「試合に勝ちましたか、負けましたか」など、さらに言葉を引き出すように、具体的な質問をする。
悔しい、寂しい、嬉しいなど、感情を表す言葉のイラストを黒板に貼っておき、Sが言葉に詰まったときなど、必要に応じて使って表現できるように助言助力する |
Tの話を聞く
イラストを見ながら、「先生はきのう休みでした。洗濯をして、掃除をして、スーパーへ買い物に行きました」と言う。
「教会に行きました」「空手を習いに行きました」「サッカーの試合、0と1だった」 Tとさらに会話を続ける。
自分の感情を表す絵カードを指し、Tに助力を求める Tに助言助力を受け、「きのう、サッカーの試合をしました。負けました。とても悔しかったです」と言う。 |
語彙 |
名詞 |
きのう おととい 教会 アパート スーパー コンビニ レストラン 駅 洗濯 掃除 試合 バス 電車 |
動詞 |
会います 遊びます 勝ちます 負けます 疲れます 喜びます 泣きます 笑います 乗ります |
形容詞 |
悔しい 寂しい 嬉しい つまらない おもしろい 恥ずかしい 怖い 忙しい ひま 大変 残念 いや 暑い 寒い 暖かい 涼しい 高い 安い |
その他 |
とても |
文例 |
表現① |
Vました |
|
きのう、スーパーへ行きました |
|
スーパーで友だちに会いました |
|
きのう、サッカーの試合がありました |
|
ぼくたちは試合に負けました。とても悔しかったです |
|
きのう、暖かかったですから、友だちと釣りをしました |
表現② |
~から(理由)、… |
|
サッカーの試合に負けたから、悔しかったです |
|
宿題がたくさんあったから、とても大変でした |
|
きのう、うちの人が誰もいなかったから、とても寂しかったです |
|
|
教材 |
テキスト |
|
絵カード・教具 |
★『みんなの日本語初級Ⅰ 携帯用絵教材』 ★『みんなの日本語初級Ⅱ 携帯用絵教材』 ★『こどものにほんご1 絵カード』 ★『こどものにほんご2 絵カード』 ★ワークシート『面白作文』 |
備考 |
「だれが」「いつ」「どこで」「なにを」「どうした」のゲームだけでも十分に楽しめる。できた文をワークシートに書かせるなどの活動をすれば、1コマの活動になる。「昨日したこと」は次の時間に改めて行った方がいいかもしれない。 自分の感情をうまく相手に伝えられるようになることは、精神的な安定につながる |