こどもの日本語ライブラリ
指導計画詳細
小学生高学年
120時間
会話編
毎回取り入れる内容 「おはようございます。今日はX月X日X曜日です。今日は晴れです。」
①カレンダーを見て月の言い方を練習(1月、2月、3月、4月、5月…)
②カレンダーを見て、日付の言い方を練習(ついたち、ふつか、みっか、よっか、いつか、むいか…)
③日付を順不同で言う(6月6日、5月20日、1月7日) ④曜日の言い方の練習(月曜日、火曜日、水曜日…)
トピック等 (体育)体育の授業
目標 体育の時間に使われる言葉が分かる / 見学の許可を得ることができる
参考教案 活動内容   学習者
<導入> 跳び箱、鉄棒、サッカー、水泳、ダンスなどのイラストを黒板に貼り、それぞれの名称をSと一緒に確認し、イラストの下に名称を書く。

「好きですか。嫌いですか」「上手ですか。下手ですか」などの質問をし、それぞれの活動についての思いを引き出す

「いつしますか」「そうですね。体育の時間にします」「体育は何曜日にありますか」と言い、時間割表を見て確認する
イラストを見て、知っている活動の名称を言う
「ダンスだ」「サッカー」「あれ、何?」…


「サッカー好きです」「鉄棒は嫌い」「できない」「跳び箱は知らない」


「体育の時間」
「月曜日と水曜日と金曜日にあります」
<活動>  「今からゲームをします。先生の真似をしてください」と言い、「座る(体育座りで)」「立つ」「回れ右」「ボールを投げる」「ボールを蹴る」「手を上げる」「手をおろす」「手をつなぐ」などの動作をさせる。だいたいできるようになったら、先生役を交代でさせる。動作の絵カードを黒板に貼っておくと分かりやすいだろう。

「S1さんは、かぜをひきました。のどが少し痛いです。体育の時間です。どうしますか」

「そうですね。かぜを引いたとき、お腹が痛いとき、頭が痛いとき、けがをしたとき、体育ができません」「先生に何と言いますか」「そうですね。「休みたいです」でもOKですが、「見学したいです」という言い方や「見学してもいいですか」という言い方があります。一緒に言ってみましょう」

「でも、「見学してもいいですか」と言うだけではいけません。「お腹が痛いから」とか「かぜを引いたから」という理由(母語訳)も言いましょう」「じゃあ、一緒に言ってみましょう。「お腹が痛いから、見学してもいいですか」」と言い、Sにリピートさせる
Tの真似をして動作をする

教師役を交代でする
黒板に貼った絵カードを見、一呼吸遅れて動作をするSもいる


「休みたいです」


「先生、休みたいです」


「見学したいです」「見学してもいいですか」とTの後についてリピートする。




「お腹が痛いから、見学してもいいですか」とリピートする
語彙 名詞 跳び箱 水泳 マット 回れ右 
動詞 行います 見学します 跳びます 投げます 蹴ります (手を)つなぎます (手を)はなします (手を)上げます (手を)おろします
形容詞  
その他 少し
文例 表現① N(場所)で Vます
  体育館で行います
  体育館でダンスをします
  運動場でサッカーをします
表現② ~(理由)から、 Vてもいいですか
  かぜをひいたから、見学してもいいですか
  お腹が痛いから、少し休んでもいいですか
表現③ Vたときは、 …
  かぜを引いたときは、体育ができません
  けがをしたときは、(体育の授業を)見学します
教材 テキスト 『にほんごをまなぼう』(ぎょうせい)p.62-p.63
絵カード・教具 鉄棒、跳び箱、サッカー、水泳などの絵カード 回れ右、投げる、蹴る、手を上げるなど、動作の絵カード 病気やけがの絵カード  ★ワークシート『体育』
備考 「前にならえ」や「なおれ」「休め」など、体育の時間に使われそうな言葉を調べておき、活動に取り入れるようにする
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