こどもの日本語ライブラリ
指導計画詳細
小学生高学年
120時間
会話編
毎回取り入れる内容 「おはようございます。今日はX月X日X曜日です。今日は晴れです。」
①時計の読み方の練習をする(1時、2時、3時、…)
②時間を順不同で読む(4時、11時、9時、6時、…)
トピック等 (体育)体力テスト
目標 体力テストで使われる言葉がわかる
参考教案 活動内容 講師 学習者
<導入> 「これを知っていますか」と言い、ストップウォッチを見せ、Sの反応を待つ。「これはストップウォッチと言います」と言い、黒板にストップウォッチと書く。

「これは何の道具か分かりますか」と問いかけ、推測させる。「これで、走る速さを計ります」と言い、黒板にイラストを描いて説明する。5年生の男子は50mをだいたい9.4秒で走ります」と言い、9.4秒がだいたいどのくらいの時間か知らせる。

「では、これは何でしょう」と言いながら巻き尺を見せる。黒板に走り幅跳びやソフトボール投げのイラストを貼り、「みんなは、何センチ跳ぶことができますか。何メートルボールを投げることができますか。これで測ります」と説明し、板書する。Sにも読ませる。
「時計?」
「ストップウォッチ」とリピートする



「走る速さを計ります」とリピートする
「9.4秒!」
運動場の50mの距離を確かめ、どのくらいの速さか想像する


「巻き尺」とリピート
「走り幅跳び」「ソフトボール投げ」という言葉を知る

「何mボールを投げることができますか」などと板書を読む
<活動>  「みんなどのくらい体の力がありますか。ちょっと調べてみましょう」と言い、記録表を配布し、それぞれの項目についてイラストなどを使って説明する。

「では、体操服に着替えて運動場に出ましょう。運動場で体力テスト(一部)をやります」と伝える。運動場での体力テストが難しかったら、長座体前屈や上体起こしなど教室でできるものを行う。縄跳びの回数や片足バランス立ち(秒)、垂直跳びなど教室独自のテスト表を作ってもよい。

各自の記録用紙に結果を記録させる。表を見ながら、「○○さんと○○さんは同じくらい速く走ることができますね」「遠くまで投げることができますね」などと言い、「Vることができます」という言い方を印象付けるようにする。

一人ひとりの頑張りをたたえ、「次の体力テストの時には、もっと速く走ったり、遠くまでボールを投げたりすることができるといいね」と、言葉をかけ、日頃から体を鍛えようという気持ちを持たせる
体力テストに期待を持ち、体操服に着替える。





Tや友だちのやるのを見て、やり方を理解する。
「頑張れ!」「すごいね」などと友だちに声をかける。
巻き尺を持つ、など、Tの測定の手伝いをする。

記録用紙に結果を記録する。
友だちの記録と自分の記録を比較し、「○○さんは速いね」「投げるのが上手だね」「私と同じくらいだね」などと表現する



「今度は9秒で走りたいです」など、次のテストに期待を持つ
語彙 名詞 体力テスト ストップウォッチ 巻き尺 持久走 握力 上体起こし 長座体前屈 反復横跳び 20mシャトルラン 50m走 立ち幅跳び ソフトボール投げ
動詞 測ります(計ります) 握ります 
形容詞  
その他 片~ 
文例 表現① N(道具)で Vます
   ストップウォッチで計ります
   巻き尺で測ります
表現② ~は ~と 言います
   これはストップウォッチと言います
表現③ Vることが できます
   何メートル跳ぶことができますか
   私はボールを20メートル投げることができました
   立ち幅跳びは150㎝跳ぶことができました
   
   
   
教材 テキスト  
絵カード・教具 はかる道具(ストップウォッチ、巻き尺、握力計など)  絵カード
備考 通常、5月~7月に行われる。小学生は1)握力、2)上体起こし、3)長座体前屈、4)反復横跳び、5)20mシャトルラン(往復持久走)、6)50m走、7)立ち幅跳び、8)ソフトボール投げの8項目の記録がとられる
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