こどもの日本語ライブラリ
指導計画詳細
小学生高学年
120時間
会話編
毎回取り入れる内容 「おはようございます。今日はX月X日X曜日です。今日は晴れです。」
①時計の読み方の練習をする(1時、2時、3時、…)
②「~時半」という時計の読み方(1時半、2時半、…)
③「~分」という時計の読み方を5分ごとに練習(5分、10分、15分、20分、25分、…)
トピック等 (家庭科)家庭(家の中)の仕事
目標 家庭の中で自分にできる仕事を説明することができる
参考教案 活動内容 講師 学習者
<導入> 「ケンタ君とお母さん」の話を、イラストを黒板に貼りながら読み聞かせる。

「お母さんはケンタ君に何と言いましたか」
「そのとき、ケンタ君はどう思いましたか」
「みんながテレビを見ているとき、お母さんが「~して」と言いました。みんなはどうしますか」
などと問いかけ、Sから言葉を引き出し、板書していく
Tの話を聞く


「牛乳を買ってきてって言いました」
「いやだなあ、と思いました」「アニメ見たいなあ、と思いました」
「後でと言います」「ケンタ君と同じ」
「やりたくない。テレビ見る」
<活動>  「みんなもケンタ君と同じですか」「何か家の中の仕事をしますか。S1さん、どんな仕事をしますか」

S1の発言を板書し、「ほかの人はどんな仕事をしますか」と問いかける。Sからの発話がなかったら、ヒントとして家の中のいろいろな仕事の絵カードを示し、できるだけSからの言葉を引き出す。

絵カードを黒板に貼り、仕事の内容をその下に書いていく。家の中の仕事が出尽くしたところで、Sと一緒に読む。

絵カードを1まいずつ配り、母親または父親役と子ども役に分かれ、ロールプレイをさせる。上手にできたチームをほめる。言葉がうまく出ないチームには、助言助力をする。

最後に、黒板に「わたし/ぼくは家で    をします」と書き、下線の部分に自分の好きな言葉を入れて言わせる
S1「はい、します」
「ご飯を食べてから、お皿を洗います」

「お皿を拭きます」
「掃除をします」「洗濯をします」
「買い物に行きます」…


「犬の散歩をします」「荷物を持ちます」「部屋の掃除をします」
「花の水やりをします」「洗濯ものを干します」…

母親/父親役「○○、花の水やりをして」
子ども「はーい。花の水やりをします」
母親/父親役「ありがとう。お願いね(頼んだよ)

S1「ぼくは家でお皿を洗います」
S2「私は家で掃除をします」
語彙 名詞 散歩 水やり 荷物 
動詞 (お皿を)拭きます 頼みます お願いします
形容詞  
その他 悪いけど
文例 表現① ~(引用)と 言いました/思いました
   お母さんは「牛乳を買ってきて」と言いました
   ケンタ君は「いやだなあ」と思いました
表現② Vて います(継続動作)
   ケンタ君はテレビでアニメを見ています
   お母さんは台所で料理をしています
表現③ Vて(依頼)
   ○○、牛乳を買ってきて
   悪いけど、お皿を洗って
   
   
   
教材 テキスト  
絵カード・教具  
備考 ケンタ君はマンガやアニメが大好きです。毎日5時半からテレビでアニメを見ます。「あ、○○が始まるぞ。ケンタ君はテレビの前に座りました。お母さんが会社から帰ってきて、台所で料理を始めました。お母さんが、「ケンタ、悪いけど、牛乳を買ってきて」と言いました。ケンタ君は「いやだなあ。アニメを見ているんだから」と思いました。「後で」とケンタ君は言いました。お母さんは、牛乳がないと料理ができないと言って、牛乳を買いに行きました。窓から、お母さんの背中が見えました。「お母さん!」ケンタ君は急いでお母さんを追いかけました。
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