こどもの日本語ライブラリ
指導計画詳細
小学生高学年
120時間
会話編
毎回取り入れる内容 「おはようございます。今日はX月X日X曜日です。今日は晴れです。」
アナログ式の時計を読む。
①みんなで読む
②一人で読む
トピック等 忘れ物
目標 忘れ物をしたことを相手に伝えることができる
参考教案 活動内容 講師 学習者
<導入> 「私は、よく忘れ物をします」。きのう、漢字のテストを作りました。家に忘れてしまいました。生徒に、きょうは漢字のテストをしません、と言いました。生徒はとても残念だ、と言いました」「皆さんは忘れ物をしたことがありますか」と問いかけ、Sから言葉を引き出す。

「忘れ物をすると、困りますね。S1さん、忘れ物をしたとき、どうしましたか」と一人ひとりに経験を尋ね、Sの言葉を板書していく。板書をヒントに、どうすればいいかをみんなで考える。

「すみません、宿題を忘れました。これから気をつけます」「コンパスを忘れました。貸してください」など
自分の忘れ物の経験を振り返りながら、Tの話を聞く。


「宿題を忘れました」「教科書を忘れました」「図工の時、こういうの(ジェスチャー)、忘れました」など

「……」「友達の消しゴムを借りるジェスチャー」
「借ります」「友だち、貸して、言います」



Tの後についてリピートする
<活動>  忘れ物をしたときの場面を設定し、TとSとで、ロールプレイをする。
「S1さんは家に宿題を忘れてしまいました。先生になんと言いますか」Sが言えないときは助言助力する。

絵の具や筆など図工の授業に必要な道具を見せ、「S2さんは図工で絵を描くとき、絵の具を忘れてしまいました。先生の机の上を見ると、絵の具箱が二つあります。どうしますか」

絵カード、レアリアなどを使って、忘れてしまったとき、借りる表現を練習させる。グループやペア練習をさせる。ありがとう、ごめんね、など必要に応じて補足する。                                           最後に忘れ物をしないよう持ち物を書く習慣が大切であることを確認して終わる。
ロールプレイカードを引く
自分なりにどうしたらいいか、考える
導入時に練習したことを思い出して言う
「すみません、宿題を忘れました。これから気をつけます」

図工の道具を見る。忘れ物をしたことを理解し、借りる時の表現を練習する
S2「先生、絵の具を貸してください」
S3「すみませんが、って言ったほうがいいよ」

S3「○○さん、エプロンを忘れました」
S1「○○さん、エプロンを貸して」
                                                                              次回の日本語教室に必要なもの、明日必要なものなど書いてみる。
語彙 名詞 忘れ物 絵の具 パレット 筆 紙 1枚 ~枚
動詞 忘れます 持ってきます 借ります 貸します
形容詞  
その他 ください これから気をつけます
文例 表現① Vてください
  教科書を忘れました。すみませんが、貸してください
  パレットを忘れました。すみませんが、貸してください
  ノートを忘れました。すみませんが、紙を1枚ください
  ごめん、貸して(余裕があれば、友達に借りるときの言い方も導入する)
  悪いけど、消しゴム貸して
表現② これから~
  これから気をつけます
  これから忘れません
教材 テキスト  
絵カード・教具 ロールプレイカード レアリア  ★ワークシート『忘れ物』
備考  
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