毎回取り入れる内容 |
はじめ |
「おはようございます(こんにちは)」「元気ですか」。お段の長音の含まれた語の文字カードを読む。 「ぞう」「飛行機」「掃除」「とうもろこし」「ほうき」「もうふ」「ろうか」(文字カードはひらがなで書いておく、※文字カードの裏には、イラストを描いておき、読んだ後で見せて意味を知らせる) |
おわり |
「これで終わりです。挨拶しましょう。さようなら」 |
トピック等 |
買い物 |
目標 |
買い物ごっこを楽しむ / 和語での数え方を知る / 促音の書き方のルールを知る |
学習内容 |
買い物ごっこをする 和語で数える 書き練習「促音」 |
参考教案 |
活動内容 |
講師 |
学習者 |
<前時の復習> |
「こくご」「さんすう」「りか」「おんがく」のディクテーション |
「こくご」「さんすう」「りか」「おんがく」のディクテーション |
<テスト> |
50音表を完成させる。 穴埋め問題1枚(20文字空欄) |
50音表を完成する(穴埋め問題)。 |
<活動1> |
【トピック:買い物】 実物を見せて「きって」と言い、Sにもリピートさせる。「10円の切手2枚。いくらですか」とSに問いかける。
PCを見せ、「きっぷ」と言い、Sにもリピートさせる。「50円の切符2枚。いくらですか」と言い、Sに答えさせる。「ひゃく」は未習であり、発音も難しいが、さらっとやり過ごす。
次に実物を見せて「せっけん」を導入。「1つ10円です。石けん3つ。いくらですか」と問いかけ、和語での数え方を導入する。 |
Tの後について「きって」と言う。 「2じゅうえんです」
Tの後について「きっぷ」と言う。 「ひゃくえんです」
Tの後について「せっけん」と言う。 「30えんです」 |
<活動2> |
【書く練習】 FC「きって」を黒板に貼る。「前を見てください。「きって」」と言って、2回通り書き方を示す。「っ」の大きさと位置に注意する。
「ノートに書いてください」と言って、なぞりがきを2回、十字のマスに2回書かせる。合わせて縦書きの注意もする。「きっぷ」「せっけん」も同様に教える。 |
「きって」とノートに書く。 「きっぷ」「せっけん」の練習をする。 |
<活動3> |
ディクテーションを黒板を使ってさせる。 「今から、言いますから、書いてください。「きって」「せっけん」」 |
黒板に「きって」「せっけん」と書く。 |
<活動4> |
【言う練習】 石けんを数える。「石けんがひとつ、ふたつ、みっつ。石けんがみっつあります。もう一度数えましょう」と言い、さらに石けんを取り出し、Sと一緒に「ひとつ、…、とお」と数える。Sに交代で数えさせ、数え方に慣れさせる。 |
「ひとつ~とお」まで数える |
<活動5> |
【発展的な活動】 石けん、切手、切符を机の上に並べ、お店屋さんごっこをする。 Tが客、Sが店員になる。値段は全て10円で設定する。 「石けんよっつください」などと言い、聞き取りを確認する。 *役を適宜交代する。 |
お店屋さんごっこをする。始めは店員になる。 「はいどうぞ、40円です」
Tと役を交代して楽しむ。 |
語彙 |
名詞 |
きって きっぷ せっけん ひとつ ふたつ みっつ よっつ いつつ むっつ ななつ やっつ ここのつ とお |
動詞 |
|
形容詞 |
|
その他 |
~を1枚ください |
文例 |
テスト1 |
「ディクテーションをします」「聞いて書いてください」 |
テスト2 |
「書いてください」「(5分で)書いてください」 |
活動1 |
「切手。言ってください。切手」「10円の切手。2枚いくらですか」 |
活動2 |
「前を見てください。きって」「書きます。見てください」「これは(「つ」)大きいです。これは(「っ」)小さいです。大きい「つ」。小さい「っ」。小さい「っ」は、ここに(マスの右上を指して)書きます」 「ノートに書いてください。1回なぞってください。2回書いてください。」 |
活動3 |
「ディクテーションをします」「切手。黒板に書いてください。S1さん、書いてください」 |
活動4 |
「ここはお店です」「~さんのお店です」「先生はお客です」「石けん3つください。いくらですか(はじめは、Tが率先して発話する)」 |
教材 |
テキスト |
|
絵カード・教具 |
フラッシュカード ひらがな50音表 数字FC おもちゃのお金 漢字練習ノート レアリア(切手、石けん) 切符PC ★『ひらがなテスト50音表穴あき問題』 |
備考 |
高学年になると母語の音体系と異なる「きて」と「きって」の聞き分けが難しくなる。拍を意識させて聞き取らせる。単語の下に○をつけたり、手を叩きながら発音したりして区別するコツをつかませるといい。 |