こどもの日本語ライブラリ
指導計画詳細
中学生
120時間
会話編
毎回取り入れる内容 「おはようございます。今日はX月X日X曜日です。今日は晴れです。」
数字カードを見ながら全員で言う(じゅう、にじゅう、さんじゅう、…、ひゃく)
トピック等 私の一日(学校の休み時間)
目標 学校の休み時間や休み時間にすることが表現できる
参考教案 活動内容 講師 学習者
<導入> 「おはようございます。きょうは何月何日何曜日ですか。何時間目までありますか」と言いながら時間割表を見る。「どの時間がいちばん好きですか」と問う。

「私も昼休みがいちばん好きでした。昼休みは何時から何時までですか」「1時から1時半まで、30分ありますね。何をしますか」と問いかけ、Sから言葉を引き出し、板書していく

「私は中学生の時、昼休みに図書室に行きました。図書室で本を借りました」と言いながら、Tの描いたイラストを見せる。SにA5サイズぐらいの紙を渡し、「昼休みにすること」を一つ選んで絵を描くように言う。その際、他の人に絵を見せないようにさせる
「おはようございます。きょうは7月1日月曜日です。6時間目まであります」
「数学!」「体育」「英語がいちばん好きです」「昼休み!」

「昼休みは1時から1時半までです」

「本を読む」「友だちと話す」「トイレへ行く」「サッカーをする」「宿題をする」など

Tの話を聞く

「昼休みにすること」の絵を描く
<活動> 描きあがった絵を集め、黒板に貼り、a、b、c… と記号をつけた後、ワークシートを分け、ゲームの手順を説明する。

S同士で質問をさせ、それぞれの絵を誰が描いたのかを考え、ワークシートに記入させる。ただし、「何をしますか」「サッカーをしますか」など、行動を直接聞くような質問は禁止する。全部当てた人が勝ち。

最後に、「___」の部分に「S1さんは昼休みに友だちとおしゃべりをします」等、それぞれのSが昼休みにすることを書かせる。
Tの話を聞き、ゲームのやり方を理解する



絵を見ながら、S同士で質問しあう
「S1さんは昼休みに校庭へ行きますか」「本が好きですか」「友だちがいますか」「勉強をしたいですか」「家で宿題をしますか」「日本語で話しますか」など

「S1さんは昼休みに校庭でサッカーをします」
「S2さんは昼休みに図書室で本を読みます」
「S3さんは昼休みに教室で友だちとおしゃべりをします」
語彙 名詞 休み時間、昼休み、放送、掃除、放課後、校庭、友だち、サッカー、ドッジボール、おしゃべり、トイレ、水、移動教室、準備、予習
動詞 聞きます 運動します 描きます 話します 質問します 準備します
形容詞  
その他  
文例 表現① Nと N(言語)で 話します
  休み時間に友だちと日本語で話します
  クラスの友だちと英語で話します
表現② Nは○時から○時までです(再掲)
  昼休みは1時から1時半までです。
  2時間目の休み時間は10時20分から10時30分までです
表現③ N(場所)でNをVます
  昼休みに校庭でサッカーをします
  図書室で本を読みます
表現④ Nに N(言語)で 話します
  先生に英語で質問します。
  先生にスペイン語(母語)で質問します。
教材 テキスト 『みんなの日本語初級Ⅰ』p30-37.46-53、56-63  ★『こどものにほんご1』p69-76
絵カード・教具 時間割表 動詞カード 校内場所カード ★ワークシート『ひるやすみ』
備考 少人数のクラスの場合は、互いに描いた絵を伏せ、どのような絵を描いたのか当てさせるようにする
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