こどもの日本語ライブラリ
指導計画詳細
中学生
120時間
会話編
毎回取り入れる内容 「おはようございます。今日はX月X日X曜日です。今日は晴れです。」
①カレンダーを見て月の言い方を練習(1月、2月、3月、4月、5月…)
②カレンダーを見て、日付の言い方を練習(ついたち、ふつか、みっか、よっか、いつか、むいか…)
③曜日の言い方の練習(月曜日、火曜日、水曜日…)
トピック等 (技術)・家庭の時間
目標 家庭科の時間で使われる言葉が分かる
参考教案 活動内容 講師 学習者
<導入> 料理の写真を見せながら、「~さんの好きな食べ物はなんですか」「~さんは料理をしますか」など料理をすることについて、イメージを膨らめる。

料理の本、家庭科の教科書、資料集などを見せて、家庭科では、調理実習をすることを伝える。

調理室の場所、道具の名前などを教える。できれば調理室に行き、実物を見せながら名前や使い方を復唱させる。なければ写真や絵で代用する。
「スパゲティ」「お好み焼き」
「料理、しません」「ときどきラーメン作ります」


学校では、調理実習があり、みんなで実習室で料理を作ること、その後食べることを知る。

「まな板」「包丁」「なべ」「計量カップ」
「まな板の上で野菜を切ります」「包丁で野菜を切ります」
「なべで卵をゆでます」「計量カップで米をはかります」

<活動> 「ぎょうざ」「親子どんぶり」など、ひとつの題材を選んで、手順写真を見せる。

写真に対応する手順、1)米をはかる、2)米を洗う、3)野菜を切る、4)鶏肉を切る、5)野菜を煮る、などを板書し、Sにそれぞれカードに書かせた後、読ませる。

2枚の続いたカードを持たせ、~してから、~したら などを使い1文で言わせる。カードの順を入れ替えたあと、写真にあわせてカードを選ばせ、順を追った表現を言えるようにする。次に、Tがしめす順に写真を並べさせ、順を追った表現で手順を言えるようにする。

「食べおわった後でなにをしますか」「教室に帰ってから 感想を書きましょう」などの会話を続ける。
料理のステップごとの写真を見ながら、「野菜を洗います」「野菜を切ります。」「野菜を煮ます」「鶏肉を煮ます」「調味料を入れます」「卵を入れます」などとリピート

それぞれの手順をカードに書く。写真(または絵)にあわせて並べ、続く2枚のカードを持ち、どちらが先の作業か分かるように、1文にして言う。「野菜を洗ってから、切ります」「鶏肉が煮えたら、調味料を入れます」など。

Tの言う手順を聞いて、ばらばらにしてある作業手順の写真(絵)を正しく並べ替える。
料理の作り方を順を追って言う。

「お皿を洗います」「片付けます」
「教室に帰ってから感想を書きます」
語彙 名詞 調理実習 まな板 包丁 鍋 計量カップ ボウル ざる 材料 調味料   
動詞 作ります 切ります 洗います 量ります 煮ます (火を)とめます  盛りつけます 
形容詞  
その他 1人分  
文例 表現① ~のとき ~前に ~後で
  調理実習のとき、みんなで料理を作ります
  料理を作る前に、手を洗います
  食べた後で、感想を書きます
表現② Vてから~
  野菜は洗ってから切ります
  米は4人分400グラムを計ってから洗って水をきります
表現③ Vたら~
  卵を入れたら、火をとめます
  調理が終わったら、盛り付けててください
   
教材 テキスト 技術家庭科の教科書 資料集
絵カード・教具 料理の写真 調理器具、料理の手順 ステップごとの写真
備考 被服製作をテーマにする場合は、製作段階ごとの写真(図)を用いて時間手順をあらわす表現を学習する。 
【例文】「ハーフパンツを作るとき ミシンを使います」「ミシンを使う前に 正しく糸を通します」「縫った後で、アイロンをかけましょう」「布にしるしをつけてから、切ります」
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