こどもの日本語ライブラリ
指導計画詳細
中学生
120時間
会話編
毎回取り入れる内容 「おはようございます。今日はX月X日X曜日です。今日は晴れです。」
アナログ式の時計を読む。
①みんなで読む
②一人で読む
トピック等 学校の規則
目標 指示された内容が分かり、行動に移すことが出来る
参考教案 活動内容 講師 学習者
<導入> ペープサートを使い、「私はエカです。インドネシアから来ました。どうぞよろしくお願いします」と自己紹介をする。

「どうぞ」と言いながらお菓子を配り、自分も食べる。学校の教師のぺープサートをSに渡して、注意をするよう促す。

「学校にお菓子を持って来てはいけません」「お菓子はだめです」と板書。

エカのペープサートを持ち、「知りませんでした。ごめんなさい」と言う。
「私は○○です。どうぞよろしくお願いします」



学校教師のペープサートを持ち、何か言おうとするが、言えなくてとまどう。


「学校にお菓子を持って来てはいけません」「お菓子はだめです」

「知りませんでした。ごめんなさい」と言えばいいことに気づく。
<活動> 表に「いい」、裏面に「だめ」と書いた「うちわ」をSに渡す。「いまから、学校でしていいこととしてはいけないことのクイズをします。いいときには「いい」を、ダメなときには「だめ」を見せてください」「じゃあ、1回練習しましょう」「学校へお菓子を持ってきました」

ゲームを始める。クイズの文は生徒に読ませてもよい。「学校にサンダルを履いてきました」「掃除の時間におしゃべりをしました」「学校を休むとき、学校に電話しませんでした」「学校にピアスをしてきました」「朝の挨拶をしました」など

ワークシートを配布し、Sに書かせる
うちわを受け取る

ゲームのルールを知る
練習する
「だめ」面をTに見せる

ゲームをする。一番早く「いい・だめ」の判断ができた人が1点もらう。間違えたときは1回休む。




ワークシートに答えを書く
語彙 名詞 階段 シャツ 携帯 化粧 アクセサリー かかと ピアス
動詞 入れます 踏みます もってきます 吸います つけます 戻ります 見せます 出します
形容詞 いい だめ
その他 いけない
文例 表現① Vてはいけません
  廊下を走ってはいけません
  学校にお菓子を持ってきてはいけません
表現② Vなさい
  シャツをズボンの中に入れなさい
  挨拶をしなさい 
  ノートに名前を書きなさい
  トイレは休み時間に行きなさい
表現③ Vないでください
  上靴のかかとを踏まないでください 
表現④ ~はだめです
  お菓子はだめです 携帯はだめです
教材 テキスト  
絵カード・教具 転校生と教師のペープサート ★ワークシート『規則』(きまりを知らない生徒のイラストと「~なさい」の文を線でつなぐなど)
備考 千葉県教育委員会のホームページから「外国人のための学校ガイド」を閲覧することができる
http://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/gaikokujin/parents.html
「~てはいけません」「~なさい」は教師の表現として、理解できれば、よしとする
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