こどもの日本語ライブラリ
指導計画詳細
中学生
120時間
会話編
毎回取り入れる内容 「おはようございます。今日はX月X日X曜日です。今日は晴れです。」
アナログ式の時計を読む。
①みんなで読む
②一人で読む
トピック等 テスト
目標 試験に関する言葉が分かる
参考教案 活動内容 講師 学習者
<導入> 「今からテストをします。問題用紙を配ります」と言って、数学(または漢字)のごく簡単な問題用紙を配る。「まだ見ないでください」と言い、発話を板書。支持が理解できたか確認する。

答えあわせをした後で、「何問できましたか。何点取れましたか」と尋ね、さらに、「何問できましたか」「何点取れましたか」と板書し、「何問」「何点」の言い方に気づかせるとともにSから発話を引き出す。

テストの手順を振り返り、「問題用紙」「答案用紙」「配ります」「まだ見ないでください」「何問」「何点」「マル」「ばつ」などテスト特有の言葉に注目させ、練習させる
「えーっ、テスト?」「いやだ」「数学?ぼく、数学好き。テストやりたい」
「まだ、見ないで」「まだ、だめだよ」と「まだ」の意味を知る


「10問全部!」「3問だけ…」




「問題用紙」「答案用紙」「配ります」「まだ見ないでください」「何問」「何点」とTの後でリピート
<活動> 「何点取れたかな、もう一度教えて」と声をかけ、一人ずつ言わせながら、「そう、S1さんは9点取れたんだね。S2さんは8点?」等とリキャスト。「取れる」という言い方に今一度注目させる。

「取ります→取れます」「じゃ、書きますはどうかな?考えてみて」以下、いくつかの既習の動詞で練習させる

私が問題用紙を配ったとき、どう思いましたか」と言い、「先生が問題用紙を配ったとき」と板書。続きを考えさせ、Sの発話を(間違っていてもそのまま)板書していく。間違いに気づいたSがいたら、訂正させる。
「ぼく、3点」「わたし10点とりました」「ぼくは8点だった」




「書きます」「読めます」「話せます」「言えます」「歌えます」
体育関連「走れます」「飛べます」「投げられます」

「いやだと思った」「やりたくないと思った」「どきどきした」「簡単だと思った」「心配だった」「難しかった。だけどがんばった」等、自由に発言させ、クラスメイトと気持ちを共有する
語彙 名詞 テスト テスト範囲 問題 問題用紙 答案用紙 時間 漢字 点 ○(まる) ×(ばつ) ~問
動詞 がんばります やります 分かります 配ります どきどきします
形容詞  
その他 まだ
文例 表現① 可能形
  漢字が読めませんでした
  朝、漢字の小テストがありました。全部書けました
  文章題が難しくて、最後までできませんでした
表現② Vたとき、~ 
  先生が問題用紙を配ったとき、どきどきしました
  問題を見たとき、大丈夫だと思いました
表現③ ~けれども(けど)、…
  テストは難しかったけど、がんばりました
  きのうの夜12時まで勉強したけど、テスト範囲の勉強が終わらなかった。
表現④ ~と思いました(感想を述べる)
  問題を見たとき、難しいと思いました
教材 テキスト  
絵カード・教具 数学や漢字など簡単なテスト
備考 厳密に言えば「友だちは数学が得意です」と「友だちは髪が長いです」の文型は異なるが、トピックである「友だち」の説明ができればよしとする。友達同士の特徴を書いたカードを交換し合うことで絆が深まる。
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