こどもの日本語ライブラリ
指導計画詳細
中学生
120時間
会話編
毎回取り入れる内容 「おはようございます。今日はX月X日X曜日です。今日は晴れです。」
状態を表す形容詞の絵を見て言う
「大きい・小さい」「長い・短い」「重い・軽い」「高い・低い」「高い・安い」「きれい・汚い」
トピック等 ビックリしたこと
目標 自分の国と日本を比較して話すことができる
参考教案 活動内容 講師 学習者
<導入> 「N(国)で買い物をしました。店が4時半に閉まりました。店が早く閉まって、ビックリしました」と言って、ビックリした顔のイラストを貼り「ビックリしました」と書く。
「日本のコンビニは夜も開いていますね」「店が早く閉まって、ビックリしました」と板書する

「3年前、P(国)で電車に乗りました。○時○分の電車に乗る予定でした。でも、電車が来ませんでした。30分遅れて来ました。30分も遅れて、ビックリしました。日本では、電車は遅れません。みんなが怒らないので、またビックリしました」「電車が30分も遅れて、ビックリしました」と板書。理由を表す部分に下線を引く
(理由を表す「~ので」は今回は取り上げない)                                                                                
Tの話を聞く                                               


「~て、びっくりしました」という言い方に注目する


Tの話を興味をもって聞く
<活動> 「皆さんは、日本に来てビックリしたがありますか。どんなことにビックリしましたか」と問いかける
                                                     Sの返事を聞いて、「~て、びっくりしました」の表現に置き換えて言い、Sにリピートさせる。                                      

ビックリしたことが、Sの国ではどうなのか聞く。母国との比較で、ビックリしたことを話させる。

Sの国との比較がしやすいように、物の値段や、建物や人々の様子、食べ物等をヒントとして与え、話題が広がりやすくする。      
余裕があれば「びっくりしたこと」というテーマで作文を書かせる
びっくりした事を話す                                               


Tが使った「~て、びっくりしました」の表現を自分でも言ってみる   
                                       ビックリしたことが母国では、どうなのかを言う                                    





時間があったら作文を書く                       
語彙 名詞 街 体育 列車 コンビニ 値段 
動詞  ビックリします 怒ります 遅れます  
形容詞  
その他  
文例 表現① ~て(理由を示す て形) 、びっくりしました 
  日本の街は人がたくさんいて びっくりしました 
  日本の学校には体育の時間があって、びっくりしました
  店が4時半に閉まって、びっくりしました
  電車が30分も遅れて、びっくりしました
  日本はバス代が高くて、びっくりしました
  本屋さんにマンガの本がいっぱいあって、びっくりしました
表現② ~には/では(対比)、~
  フィリピンの学校には体育の時間がありませんでした
  日本では貝を食べますが、ブラジルでは食べません
  ブラジルの学校には制服がありません
教材 テキスト 『みんなの日本語初級Ⅰ』 39課
絵カード・教具  
備考 「~ので、びっくりしました」の表現は、必要があれば提示する。無理に比較して混乱させないようにする 
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