こどもの日本語ライブラリ
指導計画詳細
中学生
120時間
会話編
毎回取り入れる内容 「おはようございます。今日はX月X日X曜日です。今日は晴れです。」
動詞の絵カードを見て言う
「する」「来る」「食べる」「見る」「書く」「行く」「話す」「立つ」「遊ぶ」「読む」「帰る」「買う」の各動詞を「辞書形/ない形/ます形/て形」の順で、動作をつけて言う
トピック等 ちかんに注意
目標 危険な状況に遭遇した時の対処法が分かる
参考教案 活動内容   学習者
<導入> 「もうすぐバレーボールの新人戦があります。新人戦というのは、1年生が試合に出ることです」

「○○さん(1年生の女子生徒)は毎日遅くまでバレー部で練習しています。きのう、6時半ごろ学校を出ました。コンビニの角を曲がると暗い道が続きます。あまり人が歩いていません。変な人が○○さんを見ています。○○さんは、怖くなりました」
Tの話を聞く
「新人戦?何ですか」など、分からない言葉があったら質問する
「私もバレー部」「ぼく、テニス部」
「うん、暗い道、怖い」
「変な人…」「男の人?」
「怖い」
<活動> 「Sさんはいつも一人で帰りますか」「途中、暗い道がありますか」「変な人を見たことがありますか」と、Sに経験を聞く。

「Sさん、変な人がいたら、どうしますか」と、Sに考えさせる。

Sの言葉を取り上げて板書し、いい対処法を一緒に考える。「通学路で変な人を見たら…」「帰りが遅くなったら…」「変な人が近づいてきたら…」など、いろいろな場面を提示してやり、「学校に連絡します」「人通りの多い道をと帰ります」「防犯ブザーを鳴らします」など、Sから言葉を引き出す。
「ときどき、一人で帰る」「暗いところがある」「いつも大丈夫。でも怖い」


「どうしよう」「警察に電話する」「走る」「助けてって言う」
「コンビニに戻る」「家に電話する」「一人だめ。友だちと一緒」

それぞれの場面を想像し、短文を完成させる。



ワークシートに完成した文を書き入れる
語彙 名詞 ちかん 通学路 防犯ブザー 近所 助け 不審者 人通り
動詞 下校する 遭います 知らせます 近づきます 求めます 迎えに来ます
形容詞 変 怖い
その他  
文例 表現① ~たら(仮定条件)、…
  通学路で変な人を見たら、すぐ学校に知らせます
  帰りが遅くなったら、人通りの多い道を帰ります
  帰りが遅くなったら、家の人に迎えに来てもらいます
  変な人が近づいてきたら、防犯ベルを鳴らします
表現② Vなさい
  友だちと一緒に帰りなさい
  変な人に声を掛けられたら、防犯ベルを鳴らして、近くの家の人に助けを求めなさい
  できるだけ家の人に迎えに来てもらいなさい
教材 テキスト  
絵カード・教具 防犯ベル 通学路の地図  ★絵カード『変な人(不審者のイラスト)』
備考 地域の防犯対策を情報収集しておく
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