こどもの日本語ライブラリ
指導計画詳細
中学生
120時間
会話編
毎回取り入れる内容 「おはようございます。今日はX月X日X曜日です。今日は晴れです。」
「一つ、二つ、三つ」と数える物の数を数える
(※絵カードを見せて、数えさせる)
トピック等 台風が接近しています
目標 台風の特徴を知り、どう行動すればいいか分かる
参考教案 活動内容 講師 学習者
<導入> 台風の時の雲の写真や、台風被害の写真を見せ、「台風」という言葉を引き出す。知らないようであれば「台風」と板書し、Sにリピートさせる

「台風はフィリピンの近くで生まれます。そして、韓国や中国、日本の方へ来ます」と言いながら、世界地図の上で、台風の雲の写真を動かし、「日本に上陸します」と言い、「日本に上陸します」と板書する。

「台風についてどんなことを知っていますか」「そうですね。台風の時は大雨が降ったり、強い風が吹いたりします。とてもあぶないですね」
「あ、しってる。台風だ」「たい…何?」

「たいふう」とリピート

Tの話を聞いたり、知っていることを言ったりする

「日本に上陸します」とリピート


「雨がたくさんです」「降ります」「風も強いです」
「台風のときは、大雨が降ったり、強い風が吹いたりします」とリピート
<活動> 「台風のときのいろいろな言葉を覚えましょう」

「暴風雨警報」と板書する。「これはどんな意味か分かりますか。「風」と「雨」の漢字ですね。暴風雨警報というのは強い風が吹いたり大雨が降ったりするからとても危ないという意味です」

「暴風雨警報がでると、学校が休みになります」「静岡県に上陸するかもしれません。愛知県かもしれません」「台風が近づいているときは、海で遊んではいけません。波が高いです。とても危ないです」

「かもしれません」を使った文をSに繰り返させる
内容確認の質問に答える


Tの話を聞く
「雨って書いてある」「風も」
「暴風雨警報」とリピート

「休みになりますか?」
「かもしれません…」


「大雨が降るかもしれません」
「木が倒れるかもしれません」
語彙 名詞 台風 大雨 強風 暴風雨警報 上陸 高波 洪水 天気予報
動詞 注意します 連絡します 倒れます 接近します 近づきます 上陸します
形容詞 大きい 速い 遅い
その他  
文例 表現① ~と…
  暴風警報が出ると、学校が休みになります
  台風が近づくと波が高くなります
表現② ~ときは(仮定条件)Vてはいけません
  台風が近づいている時は、海で遊んではいけません
  雨や風が強いときは、気をつけて家へ帰ってください
表現③ NがVするかもしれません
  台風○号が静岡県に上陸するかもしれませんん
  大雨が降るかもしれません
表現④ ~(原因)で、…
  強風で、木が倒れるかもしれません
   
教材 テキスト  
絵カード・教具 ハザードマップ 学校の防災関係のプリント ビデオ 写真
備考 自分たちの住んでいる地域の名前を覚えさせ、天気予報を見て台風情報を理解できるようにする
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