こどもの日本語ライブラリ
指導計画詳細
中学生
120時間
会話編
毎回取り入れる内容 「おはようございます。今日はX月X日X曜日です。今日は晴れです。」
①「一つ、二つ、三つ、…」と数える物の数を数える
②「一枚、二枚、三枚、…」と数える物の数を数える
(※絵カードを見せて、数えさせる)
トピック等 (理科)水
目標 身近な水に興味をもち、化学の学習に必要な言葉を覚える
参考教案 活動内容 講師 学習者
<導入> 「これは地面です」と言い、地面の写真を見せ、「地面」と板書する。

次に、川や湖、海の写真を見せ、「川、湖、海」の共通点を見つけさせる。

「水」という言葉が引き出せたら、「水面」という言葉を知らせ、「水は水面や地面などいろいろな表面から出ていきます。このことを蒸発といいます」と言い、Sに少しずつ区切りながらリピートさせる。

『かんじだいすき~社会・理科編』の該当ページを読み、意味を掴ませる。
「地面」という言葉を知る


川、湖、海の写真を見て、「水」に関連することに気づく
「水面」という言葉を知る

「蒸発」の意味を辞書で調べる
「水は、水面や地面などいろいろな表面から出ていきます」「このことを蒸発といいます」とリピート


Tのあとで本文を読み、意味を掴む
<活動> 「固体」「液体」「気体」と板書。「固体の固は固いという意味、では、気体の気はどんな意味か知っていますか」と投げかけ、漢字から意味を推測させる。

手洗い用の「液体石鹸」と「固形石鹸」を比較させ、「液」の意味を推測させる。確実なものにするために、辞書で意味を確認させる。

氷と水、沸騰しているやかんの絵のかかれたワークシートを渡し、それぞれの絵が「固体」「液体」「気体」のうちどれに相当するのか考えさせる。

『かんじだいすき』の本文をSと一緒に読む
「気は、空気の気です」
「液」は分かりません」


「液体石鹸」「固形石鹸」を比較する



ワークシートの絵を見て、それぞれの絵の上に「固体」「液体」「気体」を書き込む


Tと一緒にテキストの本文を読む
語彙 名詞 水 水面 地面 表面 水溶液 蒸発 水分 空気 沸騰 水蒸気 液体 固体 氷 気体
動詞 ふくまれます 出ていきます ぬれます 乾きます
形容詞  
その他  
文例 表現① Nは~から出ていきます
  水は、水面や地面などいろいろな表面から出ていきます
  洗濯物はぬれているとき重いです。洗濯物から水分が空気中に出ていきます。乾くと軽くなります
表現1 ~を…といいます
  水が水面や地面などいろいろな表面から出ていくことを蒸発といいます
  水は、温度が100度に近づくと水の中からあわが出ます。これを沸騰といいます
表現② Nは~のようにV
  液体は水のように流れます
  固体は氷のように形がはっきりしています
  気体は水蒸気のように目に見えません
教材 テキスト 『かんじだいすき<中学に向けて>日本語をまなぶ世界の子どものために~社会・理科編~』 AJALT p.123~p.124
絵カード・教具 ワークシート
備考  
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