こどもの日本語ライブラリ
指導計画詳細
中学生
120時間
会話編
毎回取り入れる内容 「おはようございます。今日はX月X日X曜日です。今日は晴れです。」
①「一つ、二つ、三つ、…」と数える物の数を数える
②「一枚、二枚、三枚、…」と数える物の数を数える
③「一台、二台、三台、…」と数える物の数を数える
(※絵カードを見せて、数えさせる)
トピック等 (理科)磁石
目標 磁石の性質に興味をもち、学習に必要な言葉を覚える
参考教案 活動内容 講師 学習者
<導入> (釘を見せながら)「これは日本語で釘と言います。見たことがありますか。家を建てるとき使います」

(磁石を見せながら)「これは日本語で磁石と言います。知っていますか」(釘を磁石にくっつけながら)「釘は磁石にくっつきます」と言い、板書する。

「クリップは?」「1円玉は?」とSに問いかける。
Sの反応を見てから、「クリップは磁石にくっつきますが、1円玉はくっつきません」と板書する。

机の上に、釘やクリップ、針金など磁石にくっつく物を並べ、すべて鉄でできていることをSと一緒に確認する
「鉄」と板書。「クリップは鉄でできています」
「知りません」「○○(母語で)」

「知っています」「磁石じゃん」「○○○(母語で)」

「釘は磁石にくっつきます」とリピート
 

「クリップも磁石にくっつきます」「1円玉はくっつきません」
「クリップは磁石にくっつきますが、1円玉はくっつきません」とリピート

「○○(母語で)」「先生、これは日本語で何ですか」
「鉄?」
「クリップは鉄でできています」
<活動> 「磁石の性質」のワークシートを用意
ワークシートには、磁石の性質を表す文を途中まで書いておき、Sと一緒に磁石の実験をしながら、文を完成させていく。「引きつけ合う」「互いに」「しりぞけ合う」の意味を、実験を通して理解させ、リピートさせてからワークシートに書き込ませる。

「磁石にはN極と…」「S極とN極を近づけると…」「S極とS極、N極とN極は…」完成した文を板書していく

時間があれば「方位磁針」についても触れられるよう、方位磁針を用意しておく。


Tと一緒に磁石の実験をする




「磁石にはN極とS極があります」「S極とN極を近づけると、引きつけあいます」「S極とS極、N極とN極は互いにしりぞけ合います」とリピート。ワークシートに書き込む
語彙 名詞 鉄 釘 クリップ 磁石 棒磁石 N極 S極 互い
動詞 くっつきます 引きつけます しりぞけます
形容詞  
その他  
文例 表現① NはNにVます
  鉄は磁石にくっつきます
  鉛筆や消しゴムは磁石にくっつきません
表現② ~と、… 
  磁石にクリップを近づけると、くっつきます
表現③ V合います
  磁石にはN極とS極があります。N極とS極を近づけると引きつけあいます
  N極とN極、S極とS極は、たがいにしりぞけあいます
表現④ ~は…が、~は…(対比を表す構文)
  クリップは磁石にくっつきますが、1円玉はくっつきません
   
   
教材 テキスト  
絵カード・教具 磁石 釘、クリップ、1円玉など磁石にくっつける物 方位磁石 ワークシート(自作)  
備考  
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