こどもの日本語ライブラリ
指導計画詳細
中学生
120時間
会話編
毎回取り入れる内容 「おはようございます。今日はX月X日X曜日です。今日は晴れです。」
①「一つ、二つ、三つ、…」と数える物の数を数える  ②「一枚、二枚、三枚、…」と数える物の数を数える
③「一台、二台、三台、…」と数える物の数を数える  ④「一個、二個、三個、…」と数える物の数を数える
⑤「一本、二本、三本、…」と数える物の数を数える  (※絵カードを見せて、数えさせる)
トピック等 (歴史)日本史
目標 日本の歴史に興味をもち、時代区分を知る
参考教案 活動内容 講師 学習者
<導入> (縄文時代の火焔土器の写真を見せながら)
「これは何でしょう。何に使ったのかな。4500年ぐらい前のものです」と言い、興味を持たせる。

「B.C.1万年頃からB.C.200年頃を縄文時代といいます」と言いながら、「縄文時代」と板書する。

年表を使って、「弥生時代」や「奈良時代」など、色々な時代があることをみつけさせる。

絵を見せながら、時代の呼び方を教える。シンプルな書き込み式のワークシートを配布し、Sに書き込ませる。



「縄文時代」とリピート


様々な時代があることを確認する。


時代の呼び方をリピートする
年表のワークシートに書き込む
<活動> 各時代の主要人物の絵カードを用意し、Sと一緒にどのようなことをした人物か確認する。一度にたくさん提示しない。最初は6人ぐらいにとどめておくが、余裕があれば繰り返して一通り覚えさせるようにする。

一通り、確認した後、人物と人物の業績とを机の上にばらばらに並べ、Sにマッチングさせる。Sが複数いる場合は、マッチングできた数を競わせてもよい。

人物の名前を空欄にした年表を配布し、Sに人物の名前を書き込ませる。人物の絵カードは黒板に張っておき、Sがいつでも参照できるようにするとよい。
主要人物や人物のしたことを知る。




歴史上の人物とその人物の業績とをマッチングさせる。



年表に人物の名前を書き込む
語彙 名詞 時代(縄文・弥生・奈良・平安・鎌倉・江戸・明治・昭和・平成) 米作り 狩り 都 武士 貴族 幕府 聖徳太子 源頼朝 徳川家康
動詞 伝わります 移します 開きます
形容詞  
その他  
文例 表現① ~たり、~たりします
  縄文時代は、狩りをしたり、木の実や魚や貝をとったりしていました。
表現② NがVました
  弥生時代に、大陸から米作りが伝わりました。
表現③ から~にVました
  794年、都を奈良から京都に移しました。
  1868年、都を京都から東京に移しました。
表現④ Nは~に~をVました
  源頼朝は1192年に鎌倉幕府を開きました。
  徳川家康は1603年に江戸幕府を開きました。
表現⑤ Nは~と~をVました
  江戸幕府はアメリカと日米修好条約を結びました。
教材 テキスト 三重県橋北中学校「来日外国人生徒用教科指導テキスト(社会)
『かんじだいすき<中学に向けて>日本語をまなぶ世界の子どものために~社会・理科編~』
絵カード・教具 歴史の資料・年表(『文化中級日本語Ⅱ』第5課「日本の歴史」のページにはカラフルなイラストがあり、便利)
備考 『かんじ だいすき~社会・理科編~』のp.55~p.58に人物と人物の業績の切り取って使用できるカードがある
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