こどもの日本語ライブラリ
指導計画詳細
中学生
120時間
会話編
毎回取り入れる内容 「おはようございます。今日はX月X日X曜日です。今日は晴れです。」
①「一つ、二つ、三つ、…」と数える物の数を数える  ②「一枚、二枚、三枚、…」と数える物の数を数える
③「一台、二台、三台、…」と数える物の数を数える  ④「一個、二個、三個、…」と数える物の数を数える
⑤「一本、二本、三本、…」と数える物の数を数える  (※絵カードを見せて、数えさせる)
トピック等 (公民)日本国憲法
目標 公民で学習する内容に興味をもつ
参考教案 活動内容 講師 学習者
<導入> 公民の教科書を用意し、写真を中心に見ながら、公民で学習する内容をざっと紹介する

「学校には学校の決まりがありますね。国には国の決まりがあります。日本の国の決まりは日本国憲法と言います」と言いながら、「日本国憲法」と板書する

ワークシートを配る
「日本国憲法には、3つの柱があります。国民主権、基本的人権の尊重、平和主義です。では、それぞれの柱をひらがなで書いてみましょう」ひらがなを板書。
それぞれの意味を辞書で調べ、ワークシートに書き込ませる。



どのようにして決めているのか、どんなふうにすればよいのか、悪いのかを考える。

「日本国憲法」とリピート




3つの柱に気づき、ワークシートの漢字の隣に平仮名で書く。

辞書『用例付学習語彙5000語』で意味を調べ、ワークシートに書き込む
<活動> 「では、国民主権と平和主義について考えてみましょう」
「国民主権というのは、国の政治のあり方を国民が最終的に決めるということです。民主主義と同じ意味です」と言いながら板書。クラスではどうやって代表を選んだり、物事を決定していくのか、考えさせ、「民主主義」について理解させる。「政治」「民主主義」など、理解しにくい言葉の意味が理解できているかどうか、Sに確認する。理解していなければ辞書で調べさせる。

「平和主義というのは、どういうことか分かりますか。さっき辞書で調べましたね。そうですね。国が戦争をしないということですね。ワークシートに書いてください」
「国民主権」「平和主義」とリピート

「国民主権というのは、国の政治のあり方を国民が最終的に決めるということです」「民主主義と同じ意味です」Tの後について言うか、または板書を読む。

分からない言葉があったらTに質問する。



「戦争しない」
「国が戦争をしないこと」とワークシートに記入
語彙 名詞 憲法 国民主権 基本的人権 平和主義 戦争 政治 
動詞 あります いいます 進めます
形容詞  
その他  
文例 表現① NにはNがあります。
  日本国憲法には、3つの柱があります。基本的人権の尊重、国民主権、平和主義です
  国民には、3つの義務があります。労働の義務、納税の義務、教育の義務です
表現② Nを~といいます
  話し合いで政治を進めることを民主主義といいます
  選挙する権利を選挙権といいます
表現③ ~について…
  公民では、民主政治や国際政治について勉強します
表現④ ~というのは、…ということです
  平和主義というのは、国が戦争をしないということです
  国民主権というのは、国の政治のあり方を国民が最終的に決めるということです
教材 テキスト 三重県橋北中学校「来日外国人生徒用教科指導テキスト(社会)
絵カード・教具 「公民の資料」・小学生の社会の教科書・参考書
 『用例付学習語彙5000語』(ポルトガル語、スペイン語、中国語版)
備考 文部科学省 ★『学校教育におけるJSLカリキュラム(中学校編)』-社会科-
『公民 活動D 国の政治の仕組み』を参照
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/clarinet/003/001/011/002/017.pdf
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