毎回取り入れる内容 |
はじめ |
「おはようございます(こんにちは)」「元気ですか」。拗長音の含まれた語の文字カード(学校の語彙)を読む 「校長先生」「教頭先生」「職員室」「給食」「運動場」「教室」「図書室」「勉強」「昇降口」(文字カードはひらがなで書いておく、※文字カードの裏には、イラストを描いておき、読んだ後で見せて意味を知らせる) |
おわり |
「これで終わりです。挨拶しましょう。さようなら」 |
トピック等 |
世界の国々 |
目標 |
世界の国々の名前が読める / カタカナを知る |
学習内容 |
知っている国の名前を言ったり、国名を読んだりする 音と文字のマッチングをする ひらがなと似ているカタカナを読む |
参考教案 |
活動内容 |
講師 |
学習者 |
<導入> |
【トピック:世界の国々】 世界地図を見ながら、知っている国名を言わせていく。 Sから挙がった国名を日本語の音にして、文字で表記していく。中国、韓国等は振り仮名つきの漢字で、その他のアジアの国々、南米、ヨーロッパ等はカタカナで書く。カタカナが外国の地名に使われることに気づかせる。 |
世界地図を見ながら、知っている国名を言っていく。
中国、韓国、日本等と除き、カタカナが外国の地名に使われていることを知る。 |
<活動1> |
【読む活動】 カタカナ50音表を見せる。見ると、新しい文字の多さに嫌がるだろうが、平仮名FC(か、き、こ、し、せ、つ、に、へ、も、や、り)を出し、似ている文字を探させれば、少し和らぐだろう。 |
カタカナ50音表を見る。 「か」「き」「こ」「し」「せ」「つ」「に」「へ」「も」「や」「り」に似ているカタカナを探す。
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<活動2> |
ひらがなと似ているカタカナのFCを1枚ずつ示して読ませる。 カ キ コ シ セ ツ ニ ヘ モ ヤ リ |
カタカナFCを読む。 カ キ コ シ セ ツ ニ ヘ モ ヤ リ |
<活動3> |
カタカナFC「アメリカ」「イギリス」「カナダ」「ドイツ」「フィリピン」「ブラジル」「ペルー」「ポルトガル」「ロシア」等を示して読ませる。
「フィ」の表記は50音表にはないので、クラスにフィリピンにつながる子どもがいない場合は抜いておく。 |
カタカナFC「アメリカ」「イギリス」「カナダ」「ドイツ」「フィリピン」「ブラジル」「ペルー」「ポルトガル」「ロシア」等を読む。 |
<活動4> |
【言う練習】 世界地図上の日本にSやTの写真や似顔絵(あるいは名前)を貼り、家族や友人の似顔絵も今いるところに貼っていく。
PC飛行機を世界地図上で日本へと移動させ、「ペルーから来ました。兄はペルーにいます」と言わせる。 |
世界地図上の日本にSやTの写真や似顔絵を貼る。 家族や友人の似顔絵も今いるところに貼っていく。
PC飛行機を世界地図上で日本へと移動させ、「ペルーから来ました。兄はペルーに住んでいます」などと言う。 |
<活動5> |
【発展的活動】 20??年(近い未来)と書いて、PC飛行機を世界地図上で移動させ、「ブラジルへ行きたいです。Sさんは?」と尋ねる。 |
「スペインに行きたいです」等、行きたい国を答える。 |
語彙 |
名詞 |
アメリカ イギリス カナダ ドイツ フィリピン ブラジル ペルー ポルトガル ロシア 中国 韓国 |
動詞 |
来ます 行きます います |
形容詞 |
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その他 |
~から来ました ~へ行きたいです ~にいます |
文例 |
導入 |
「ここは日本です」「ここは……?」「そうですね。それから?」(たくさん国名を引き出す) 「これはカタカナです」「これは平仮名です」 「アメリカ、ブラジル、フランス、はカタカナです」「日本、韓国、中国は漢字です」 「ブラジルと(英語で)BRAJILは似ています」「かんこくとKOREAは違いますね」 |
活動1 |
「前を見てください。むずかしい?でも、よく見てください。「か」と「カ」、「き」と「キ」似ていますね。他にどれとどれが似ていますか?」 |
活動2 |
「読んでください」「すごい!読むことができましたね!」「そうです。ひらがなと似ていますね」 |
活動3 |
「前を見てください」「読んでください」 |
活動4 |
「S1さん、S2さん、…、先生は日本にいます」「先生の友だちはアメリカにいます。S1さんの友だちは?」 「S1さんはペルーから来ました。言ってください。「ペルーから来ました。兄はペルーにいます」」 |
活動5 |
「20××年、私はブラジルに行きたいです。S2さんは?」 |
教材 |
テキスト |
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絵カード・教具 |
フラッシュカード ひらがな50音表 カタカナ50音表 漢字練習ノート 世界地図 SやTの写真/似顔絵/名前 飛行機のPC ※名前をポストイットに書かせて地図に貼るようにすると、準備が簡単になる |
備考 |
カタカナの読み練習に入る 似ている字があることを意識させる。負担に思わせないようにする。 |