こどもの日本語ライブラリ
指導計画詳細
中学生
120時間
文字語彙編
毎回取り入れる内容 はじめ 「おはようございます(こんにちは)」と挨拶をした後、いろいろな国の名前を読む
「アメリカ」「イギリス」「カナダ」「スイス」「ドイツ」「ブラジル」「ペルー」「ポルトガル」「メキシコ」「ロシア」…
※世界地図を黒板に貼っておき、読んだ後、位置を示す
おわり 「これで終わりです。挨拶しましょう。さようなら」
トピック等 自然1
目標 自然を表す漢字を知る / 漢字の成り立ちを知る
学習内容 漢字と絵をマッチングする  カルタ取りをする  書く練習をする
参考教案 活動内容 講師 学習者
<導入> 【導入:自然を表す漢字】
山、川、田、木、月、日、雨の絵を示し、漢字の成り立ちを紹介する。
木、林、森について、木から想像させて、面白さを伝える。

FCを示し、読みの練習をする。

Tの話を聞き、漢字の成り立ちを知る。


Tの後について漢字の読みの練習をする。
<活動1> 【ゲーム:カルタ取りをする】
漢字のFCを机の上に広げ、カルタ取りをすることを知らせ、Tが読んだ字を探させる。

Tが読んだ漢字を探す。
<活動2> 【漢字を書く練習】
FCを黒板に貼る。「前を見てください」と言い、「いち、縦長のばして、にい、縦長止めて、さん、縦長のばします」と言いながら、「川」の書き方を2回示す。机の上に指で書かせ、筆順や終筆を確認する。

「ノートに書いてください」と言って、なぞりがきを2回、十字のマスに2回書かせる。「川」「月」「日」の順で、左から順に書くものから始める。次に「木」「田」の「十」が基本のもの、最後に「山」を書かせる。

Tが「川」を書くのを見て、書き方を知る。

Tと一緒に「いち、縦長のばします。に、…」と言いながら、「川」を机の上に指で書く。


「川」をノートに書く。
順に「月」「日」「木」「田」「山」を書く。
<活動3> 【ディクテーション】
「川」「日」「木」の3語程度。
「今から言いますから、漢字をノートに書いてください」と言い、ゆっくり3回言う。

黒板に絵カードを貼り、絵カードの下に漢字を書く。上手に書けたSがいたら、前に呼んで黒板に書かせてもよい。
ノートに正しく書けたかどうか確認する。間違えたとしても、上手に書けたところを見つけてほめ、漢字が嫌いにならないようにする。


Tの言う言葉をノートに書く。
「川」、「日」、「木」



手本を見て、間違えたところがあったら直す。
<活動4>  
語彙 名詞 山、川、田、木、林、森、月、日、/雨
動詞  
形容詞  
その他  
文例 導入 「前を見てください」「(山の絵を示し)これは何ですか」「そうですね。山です」
「(それぞれの絵を意味する漢字を黒板に貼り)これは漢字です」「山の漢字はどれですか」「じゃあ、川は?」「すごいですね。よく分かりましたね」 「(漢字カードを示して)これは何ですか。読んでください」「そうです。山です。よく読めました」
「これは?そう、「木」ですね」「では、これ(「林」「森」)はどういう意味ですか」「(林と森の絵を示して)分かりましたか」
活動1 「今から、カルタ取りをしましょう。先生が言いますから、みんなは漢字を探してください」
活動2 「前を見てください。「川」を書きます。いち、縦長のばします。に、縦長止めます。さん、縦長のばします」 「机の上に指で書きます。いち、縦長のばします。に、縦長止めます。さん、縦長のばします」 「はい、じょうずにできましたね」
「ノートに書いてください」「2回なぞりがきをしてください」「2回書いてください」
活動3 「今から言いますから、漢字をノートに書いてください」
「(絵カードを指して)川と日と木を書きましたね」「書きますから見てください。いち、に、さん」「「川」の字が正しく書けましたか」「書けたら○を付けてください」「間違えたら、赤鉛筆で直してください」
活動4  
教材 テキスト  
絵カード・教具 漢字カード 絵カード  漢字練習ノート   
備考 はじめは読みの練習から入る。「雨」は、今回は読めればよしとする。
小学生が習う漢字の書き順をアニメーションで覚えることができるHPがあります。
「漢字の正しい書き順」http://kakijun.main.jp/main/mainiShougakusei.html
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