こどもの日本語ライブラリ
指導計画詳細
中学生
120時間
文字語彙編
毎回取り入れる内容 はじめ 「おはようございます(こんにちは)」と挨拶をした後、
①曜日を表す漢字を読む 「月曜日、火曜日、水曜日、木曜日、金曜日、土曜日、日曜日、何曜日」
②教科を表す漢字を読む 「国語、算数、理科、社会、音楽、図工、体育、道徳」
おわり 「これで終わりです」「明日は漢字のテストです。家でノートに練習してください」「挨拶しましょう。さようなら」
トピック等 行ったり来たり
目標 往来に使われる言葉を知り、漢字を読んだり書いたりする / 漢字に慣れる
学習内容 往来に使われる言葉を知る  往来に関係する漢字を読んだり書いたりする 
参考教案 活動内容 講師 学習者
<前時の復習> 【ディクテーション】「家、公園、店、会社、海」
答えを黒板に書き、みんなで読む。間違えたところがあったら、赤鉛筆で直すように言う。
Tの言う言葉をノートに漢字で書く。
答えを見て、間違えたところを赤鉛筆で直す。
<導入> 【トピック:行ったり来たり】
机を移動して、室内を広くする。赤と青のビニールテープでSが全員入れる○を2か所に作る。赤を家、青を学校に設定する。「家に入ってください」と言って、ジェスチャーで「入る」という言葉の意味を知らせる。

「~てください」というTの指示で、「学校へ行く」「先生の所へ来る」「家に帰る」「家を出る」「歩く」「走る」「止まる」「答える」などの言葉を、動作を通して覚えさせる。

活動の要領が分かったら、指示カードをSに渡し、交代で指示を出させてもよい。



「家(赤い丸)」の中に入る。


Tの指示に従って動作をする。



指示を出す役にチャレンジする。
<活動1> 【漢字を読む】「行く、来る、帰る、出る、入る、歩く、走る、止まる、答える」
FCを示して読みを確認する


Tの示すカードをTと一緒に読む。
<活動2> 【ゲーム:カルタ取り】
Tが字を読んでSに取らせる。カードを取ったら、その語を使って文を作らせる。うまく文が作れないSには助言助力をする。

Tが読んだ字を探して取る。取ったカードの語を使って文を作る
<活動3> 【文字を書く練習】
「行」のFCを黒板に貼る。「今から「行く」という字を書きますから、よく見てください」と言い、「左に短くのばして払い、左に短くのばしてはらい、縦画止めて、横画止めて、横画止めて、縦画斜めにはねましょう」と、「行」の書き方を示す。

指で机の上に書いて練習させてから、ノートに書かせる。「行く」のように送り仮名も一緒に書かせる。同様に、「来る、帰る、出る、入る、歩く、止まる」も練習させる。


Tが「行」を書くのを見て、書き方を知る。
「行」を指で机の上に書く。


「行く」をノートに書く。
「来る、帰る、出る、入る、歩く、止まる」も練習する。
<活動4> 【書き順ゲーム】
TとSで交互に1画書いて、字を完成させる。1人が間違えると書けない。

Tと交互に1画書いて、字を完成させる。
語彙 名詞  
動詞 行く、来る、帰る、出る、入る、歩く、走る、止まる、答える、
形容詞  
その他  
文例 復習 「ディクテーションをします。よく聞いて書いてください」「間違えたところがあったら、赤鉛筆で直してください」
導入 「ここは家です。ここは学校です。みんな家に入ってください」「学校へ行ってください」「先生の所へ来てください」「家に帰ってください」「家を出てください」「歩いてください」「止まってください」「走ってください」「家に入ってください」
活動1 「漢字の読み方を練習しましょう」
活動2 「カルタ取りをします」「先生が読みますから、みんなは漢字カードを取ってください」「カードを取ったら、その言葉を使って文を作りましょう」「たくさんカードを集めた人がチャンピオンです」
活動3 「今から「行く」という字を書きますから、よく見てください」「左に短くのばして払い、左に短くのばしてはらい、縦画止めて、横画止めて、横画止めて、縦画斜めにはねましょう」 「机の上に指で書いてみましょう」「今度はノートに書いてください」
活動4 「今から、先生とみんなと交代で漢字を書きます。先生は黒で書きます。S1さんは赤で書いてください」「(「色」のFCを貼り)最初に先生が書きます。次にS1さんが書いてください」「上手にできました。続きは先生が書きます。次はS2さんが書いてください」「今度は先生が書きます。最後にS3さんが書いてください。「行」ができました」
教材 テキスト  
絵カード・教具 フラッシュカード 漢字練習ノート 指示カード ビニールテープ
備考  
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