毎回取り入れる内容 |
はじめ |
始業の挨拶 健康観察「げんきですか」/「げんきです」「げんきではありません」「あたまがいたいです」「おなかがいたいです」 前時の宿題を提出「宿題を提出してください」 数字の読みの復習 |
おわり |
宿題の指示 作文 漢字の読み書き練習(★JYL教材)
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トピック等 |
自分のこと「長所、短所」 |
目標 |
①2年生の漢字が読める/書ける ②漢字仮名交じりのストーリー性のある文章の読み ③主述の整ったモデル文を基に短文を書くことができる ④日本語と中国語で字形が同じで意味が違う漢字があることが分かる |
学習内容 |
漢字仮名交じりのストーリー性のある文章の読み ひらがなに漢字を交えた短い文章の書き 漢字 |
参考教案 |
活動内容 |
講師 |
学習者 |
<活動1> |
【2年生の漢字の読みのまとめテスト】 2年生の漢字の読みのまとめテストを行う。 テスト時の必要なことばは、★JYL中学生指導計画会話編NO.47「テスト」を参照。
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2年生の漢字の読みのまとめテストを行う。
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<活動2> |
【漢字仮名交じり文の読み】 Tは、『最後の葉』を黙読させる。(レベル別日本語多読ライブラリー レベル2) 「どんなお話でしたか。説明してください」とストーリーを話させる。
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Sは『最後の葉』を黙読する。
自分でストーリーを説明する。 できるだけ、単語ではなく文章で答える。
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<活動3> |
前時の宿題で書いてきた作文を読ませる。 発表後集め、表記の間違いについては必ず、添削をする。 |
宿題の作文を発表する。 宿題を提出する。 |
<活動4> |
【作文指導「自分のことノート」:7課の材料集め】(★JYL教材) 本時のテーマは、(7課「長所・短所」である。初めに作文の材料集めをするために、キーワードを辞書で調べさせる。 Sの長所・短所を短文で答えさせる。
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キーワードを辞書で調べる。
自分の長所・短所を答える。
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<活動5> |
【作文指導「自分のことノート」:7課のモデル文の読み】 「自分のことノート」(7課「長所・短所」)の「読む書く」のモデル文をSに読ませる。 Tの書いた「Sの長所・短所」の文を読み、クラスの誰の事を言っているのかクイズをする。このとき、Sの長所を取り上げる。 同様に、友だちの長所を書かせる。
自分で作文の続きを書いてくることを宿題にする。
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モデル文のを読み、内容を理解する。 Tの質問に答える。 Tの書いた「Sの長所・短所」の文を聞き、誰の事を言っているのか当てる。 |
<活動6> |
【注意したい漢字①】 日本語と中国語で字形は同じであるが、意味が異なる漢字が沢山あり、知っておかないと誤解を招くこともある。ここでは、「漢字豆知識①」(★jYL教材)を取り上げて学習する。 いくつか日本語の漢字を取り上げ、日本語と中国の意味の違いを教える。 |
「漢字豆知識①」を読む。
Tの質問に答える。 |
語彙 |
名詞 |
<活動4>長所 短所 責任 明るい 努力 |
動詞 |
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形容詞 |
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その他 |
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文例 |
活動1 |
「漢字のテストをします」「机の上を片付けて、筆記用具だけ出してください」「~分までです」「始めます」「終ります」「集めてください」 |
活動2 |
「今日は、この本を読みます」「どんな話だと思いますか」「声に出さないで、黙って読んでください」「黙読と言います」「読み終わったら、どんな話だったか、説明してください」「たくさん/上手に/分かりやすく、話せましたね」「他に覚えていることがありますか」 |
活動3 |
「作文を書いてきましたか」「読んでください」「読むときは、どんな姿勢で読みますか」「声の大きさはどうですか」「読む速さはどうですか」 |
活動4 |
「長所、短所の意味が分かりますか」「分からない言葉を辞書で調べましょう」「~さんの長所はどんなところですか」 |
活動5 |
「読んでください」「友だちの長所を書きましょう」 |
活動6 |
「前回、大丈夫について勉強しました。大丈夫は、日本語と中国語では意味が違いましたね」「日本語と中国語では、同じ漢字がたくさんあります。でも、意味が違う漢字もあります」「~は日本語では~という意味ですが、中国語では~という意味です」「~の日本語の意味が分かりますか」 |
教材 |
テキスト |
『最後の葉』★『レベル別日本語多読ライブラリー レベル2 Vol 2』クラス:初期後半 語彙数:500 文字数:1500~2500 |
絵カード・教具 |
漢字フラッシュカード ★『自分のことノート』 日中辞書 ★『豆知識 日本の漢字と中国の漢字の相似と相違』 |
備考 |
◆<活動2>ここでは、レベル別 日本語多読ライブラリー レベル2(クラス:初期後半 語彙数:500 文字数:1500~2500)の中から、『最後の葉』を取り上げた。『最後の葉』(The Fall of Freddie the Leaf)は中学校の英語教科書3年『NEW HORIZON』(東京書籍)にも掲載されており、英語の先行学習にもなる。比較的長い読み物なので、生徒に黙読をさせ、生徒自身にストーリーを話させる。うまく話ができないようであれば、登場人物や場面の移り変わり、ポイントになる会話などについて質問し、生徒の話を助け、長く話す練習をさせる。
◆<活動3・4>長所、短所の捉え方は、国によって異なるので、配慮する。
◆<活動6>日本語と中国語で字形は同じであるが、意味が異なる漢字が沢山あり、知っておかないと誤解を招くこともある。ここでは、★『豆知識 日本の漢字と中国の漢字の相似と相違』を取り上げ、2回に分けて指導する。 |